【夢実現】「子どもたちが自分らしく生きる鍵は、お母さんたちの癒し」たかもりくみこさんインタビュー
2017/03/27
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各界でご活躍の方に、成功の秘訣や普段の活動内容をお聞きして、夢実現のヒントを得るための連続インタビューシリーズ。第一回目は、「魂を読み解く子育てコンサルタント」としてご活躍のたかもりくみこさんをお迎えしました。
「子どもの最高の未来研究所」を主催し、3人の男の子を育てながら、幼稚園を設立・運営するなど精力的にご活躍されてきたたかもりさん。現在は子育てが一段落したこともあり、お母さんたちの心と魂のサポートを通じて、子どもたちと、子どもたちが創る未来を幸せで豊かにする活動を展開されています。
目次
■スピリチュアルとの出会い

たかもり くみこ 「子どもの最高の未来研究所」主催。子育ての悩みをゼロにする、子育てスピリチュアルコンサルタント。パートナーと3人の男子(大学生、高校生、小学生)の5人家族。東京都杉並区在住。家事と子育てとライフワークを両立させながら、この10年間でセッションでは1000組2000人以上の人生をより良くし、毎回「目からウロコ」のセミナーも人気で、受講生は300人を越す。 今年2月にリリースしたばかりの「明日が楽しみになる、”ずっと幸せな子育て”」7日間無料メールレッスン(音声付)が好評。https://my33.biz/p/r/5ANAnEqj
大学卒業後、某メーカーの総合職として働いていましたが、妊娠と主人の東京への転勤を機に退職し、しばらくは子育てに専念していました。長男が生まれた時から
「この子がこの子らしく、幸せに豊かに生きていくには何が必要だろうか?」
という問いを持っていました。
私は子どもの気持ちが分かりすぎるほど分かってしまい、必要なときに適切に叱れないほどでした。
その後、長男が小1(6歳)、次男が年少(3歳)の時に、様々な流れで、子どもの魂にとって理想の幼稚園を仲間のママたちに声をかけて立ち上げ、運営もしていました。その後、三男を身ごもり、憧れの自宅出産をしたものの、今度はあろう事か、赤ちゃんの時から三男の言動が理解できず、本当に困り果て、壁にぶち当たりました。
「この子とつながるには、魂のことを理解しないとつながれない!」と直感的に感じ、それまではあまり重要視していなかったスピリチュアルな本を読み始めたのが、子どもたちが10歳、6歳、0歳の時のこと。当然まだ授乳もオムツもしていましたが、三男との関係をなんとかしなくては、と必死の思いでスピリチュアルな学校の門を叩いたのが、私が35歳の時のことでした。
アメリカ人のレバナ・シェル・ブドラ先生のスクールには13ヵ月通いました。
そこを卒業したときに、「スピリチュアルってスゴい!」を実感したんです。道具も不要で、自分を変えることができたり、問題を解決したり、人を癒すこともできるのですから。だから「いつかこれを教えたい」と思っていました。
ちょうどその頃、あるご縁で某社団法人の先生を知って、クラスを受講することにしました。
その結果、私自身が変わったし、ものすごく良かったのです。私には得るものがありました。
認定講師制度もあり、教えられるチャンスがあればやる、という感じでしたが、そこで看板講師として認められ、しばらく活動を続けていました。
ところがあることをきっかけに、そこを止めることになりました。
「もう出よう!」と思ったのです。
約2年近くを通じて、得たもの、失ったもの、両方ありました。
■学んだこととオリジナルの才能と
もともと、人の心には敏感な方でした。家系的にも霊感が強かったと思います。
それが磨かれて、魂と会話できるようになったり、お名前を見ただけで、その方がどういう本質を持っていて、どんなエネルギー状態かが分かる能力が深まったのです。
見る、感じる、といったスキルに加え、受け止めたものを言語化する能力がつきました。
過去生とか、インスピレーションとして感じる情景とかを受け止めて、それをご本人に伝えるスキルです。それをお伝えしたご本人には、それが真実だと「わかる」のです。きっといろんな意味で納得感が得られるからなのでしょう。
いまは、お名前だけ、写真もなしで、魂の声や過去生が分かります。
たとえば、お子さんについてのご相談の場合、「この子はなんでこうなの?」と親が思っていた事を、現象として現れる「点」で捕らえるとわからないことが多いのですが、お子さんの魂にフォーカスすると、それらの現象(点)がみごとに線でつながって行くのです。
■過去生から現世を見る
たとえば、あるお母さんは、小3の娘さんが「ダメな男子」に引っかかりそうなのを心配したり、毎日シャンプーしないのを心配していたのです。
しばらく話していて見えたのが、ナイチンゲールのような「戦場のナース」の姿。その戦場ナースの過去生からすれば、貢献したいという気持ちが強いから、シャンプーなんてどうでも良いですよ……(笑)
傷ついた男性を癒すことに、やりがいと喜びを感じるタイプでした。
だから、お母さんの予感はある意味あたっていた。似ているんだけど、下手をするとそうなる……ということを感じ取っていたんですね。
また、この子には英語が必要と思って塾に通わせたのに、ある日「止めたい!」と言い出したのです。
良く話を聞いてみると、先生がイマイチ合わないだけで、英語を止めたい訳じゃないようなのです。塾の決め方が安易だっただけでした。そう考えると、すべてが符合して行く……。将来はきっと海外で活躍するでしょう。
ほかにも、母がダウンした時、すごく娘さんが張り切ったこともありましたが、そういったことが、すべてつながったのです。
魂としては「人を本当に助けること」という目的があって、傷ついた人を助けるというシナリオを持っている。それが娘さんの「魂のテーマ」だったのです。
「遠回りにならないよう、スムーズに行きたい」と魂は思っています。
そこを親が、「海外にはゼッタイ出さない」とエネルギーを止めちゃうと、それこそダメンズの世話をする女子になってしまうかもしれません。かえって、そっちでエネルギーを解消するようになるかもしれないのです。
お母さんは私の話に納得がいったご様子で、
「そうですね、わかりました」と言ってお帰りになりました。
■暴れる子には、暴れるだけの理由がある
じつはこの女の子、暴れまくる男子の世話をしていて、男の子が女の子を勢い余ってけがさせてしまったことがきっかけで、お母さんがご相談にいらっしゃったのです。
女の子のお母さんは、私の半年のコース「自分を信頼し、人生を創っていく」(現「魂の声を受け取るセラピスト養成コース」の前身)で学ばれている方で、個人セッションでのお話でした。
暴れる子には、暴れまくる理由があります。座っていられないエネルギーがあるのです。
そして、それだけ深く傷ついていることが多いのです。
傷つけられた女の子のお母さんも、その男の子のお母さんに「いいですよ」とは言えなかったけれど、男の子のお母さんが困っている話を聞いてあげられたそうです。 そして、「たいへんねー」と言ってあげられた。
実は、暴れん坊の子こそケアが必要なのです。 もちろん、被害者がでないようにするのがいいけれど、 本当は、暴力をふるっている子が一番傷ついていて、叫んでいるのです。
そこが理解できるオトナが一人でもいれば、子どもたちはもっと救われるはずなのです。
去年の秋の個人セッションのとき、小3の男の子が小1の男の子を傷つけた件でご相談を受けました。
私立の学校で、療育(昔の特殊学級)で、ADHDをもつ、特殊なケアが必要な子が加害者でした。カウンセリングの先生もついている手厚い学校での出来ことでした。
もちろん、お子さんをその学校に通わせているということは、お母さんにも理解があるのです。 そのお母さんに、被害者の男の子は「心配しないで!」と告げました。
実はセッションを通じて、「暴力をふるう、ふるわれる関係」は、加害者の子の心の叫びがオトナに伝わらないから起こったことだったとわかりました。
どういう事かというと、被害者の子は実は「共謀者」で、
「お母さんが僕の気持を分かる人だから、僕をいじめたら、オトナの助けを得られるよう動いてくれると思うよ。そうすれば君は救われるよ」
そういう考えを(魂レベルで)被害者の子は持っていたのです。
■子どもたちの魂は大人よりも成長している
そんな状況が来たら、オトナたちは動かざるを得ないですし、そんな大きな愛にオトナは太刀打ちできません!
放任親ではないのに起こったこの一連の出来事は、いわば「劇」の様なものだったんですね。
そういった「仕組み」は子どもが教えてくれます。 なんで加害者の子が怒っているのか、魂こそが教えてくれます。
それはものすごく論理的で、理に叶い、愛で、オトナが一生懸命考えられるレベルをはるかに超えている、ということばかりです。
彼らのメッセージを通じて、私自身、受け取っていることがすごくたくさんあります。
彼らのもつハイレベルの愛と智恵を聞いたら、みんな誰でも、子どもたちを軽々しく扱うことなどゼッタイできないでしょう。
どれだけ愛の存在で、彼らが愛で生きているか!
それはもう驚くべきことです。
きっと私たちにも、そういう時期があったと思います。
私自身、4、5歳のとき「オトナって本当に分かってないなー。もっと愛と調和に世界は満ちているのにー」と思った記憶があります。
たかもりくみこさんのインタビュー記事はまだまだ続きます。 ●子ども時代のこと 【クリエイトブックス】たかもりくみこさん無料記事お申し込みフォーム |