本田健さんが教えてれた「目標達成術」
2020/06/21
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今回も、ベストセラー作家の本田健さんが教えてくれたことシリーズです。
作家デビュー前に、健さんがどんなことをやってきたかについて、
まだ読んでいな方はこちらをご覧ください。
まだ一冊も売っていない時から 「1000万部売る」と決めて、
20年越しでそれを達成しようという姿勢は、
「目標達成の達人」以外の何者でもありません。
なにが健さんを「達人」たらしめているのか?
その素顔に迫ります。
●有言実行できるタイプ、できないタイプ
目標を決めたは良いけれど、「明日からやろう」という人には、
目標達成は難しいでしょう。
それは意志の力じゃなくて、「やらないと気持ち悪い」 という感性が必要です。
「できなくてもいい」 という意思の弱い人との違いですね。
そのメンタリティーは、 付き合う人で決まるそうです。
当然ですが、その人の周りは「やる人」ばかり。
「言ったことをやる人」は 仲間と切磋琢磨できる人。
結果を出したかったら、お手本を見習って
「自分もやろう!」 と思える人になることです。
●調子の波を落とさないために
健さんによると、目標達成で鍵になるのは 「メンタル管理」だそうです。
健さんのメンタル管理法は、自分を調子に乗らせること!
人前で話す、旅行する、誰かの人生に触れる。
そして、飽きてきたら、次のこと、新しいことができるように準備をしておくことも大切だとか。
ちなみに、健さんが例に出した気分転換は普通の人とはちょっと違っていました!笑
3000人の前で話す
ひとり八ヶ岳の研修センターにこもる
海外を旅する
セレブと英語で話す。
これらも全て、健さんの「気分転換」だそうです。
そしてスランプにならないよう、
「コンスタントに売り続ける」ことも大切です。
それは、ブームが終わらないように管理すること。
そのためには、本が売れすぎないようにしながら、下がってきたらカンフル剤を打つ!ということが同時に大切。
つまり、アクセルとブレーキですね。
そうやって運の波を上手にコントロールしているのだそうです。
●俯瞰して自分を見ることの大切さ
自分を俯瞰することは、基本的にはとても難しいことです。
メンタル面も、何をやるかの設計も大切で、
5年、10年単位で「大切なことはなにか」を考える必要があります。
トレンディードラマの女優がお母さん役になるように、
常に未来を意識していること。
それは、だれにでも必ずくることだからです。
35歳でイケてる話が、50ではイタい話になります。
時代にマッチするかどうかは、たまたまのこともあります。
ところが、空気が変わるとそのブームも一瞬で無くなる。
「売上が9割減るような事例をたくさんみてきた」という健さん。
そんな健さんだからこそ、
本を書くときに大切な要素として挙げたのは、
時代、テーマ、情熱
この3つが揃って成立するということでした。
●日常的にできることとは?
自体の流れとともに、次になにが来るかを予想することです。
勉強法のブームがあり、「脳」がブームの時代があり、これから混迷の時代に「どう生きるのか」。
自分が死んだ後のことはわからないけれど、
2045年から2055年までのことはだいたい予測しているし、意識しているそうです!
もちろん予想が外れることもあるが、常に風向きを読んでいる。
たとえば、ビットコインで20万円投資して、5億円にした人もいれば、
靴磨きの少年が「株」の話をしたとき、バブルの崩壊を感じて、
慌てて全ての株を売って難を逃れた人もいる。
一般人に流行るということは、ブームの終わりを意味します。
ダウ最高値を迎えた頃に、全部を手仕舞いしたという健さん。
みんなが「やばい」といっていたとき、半分売ったのは2流で、「これから買う」人は3流とのこと。
大抵の人が買ってるものは正解じゃないし、
それは、「本の企画会議」と同じこと。
ドンピシャだったら、ドカンとくる!
ただ、時代の流れに当てればいいだけ。
この感覚が健さんの独特の鋭さ、感性の豊かさなのでしょう。
逆に、本の売れ行きについて言えば、当たらないように気をつけていたと言います。
その理由は、売れすぎるとその反動で落ちるので、その後苦労するから。
健さんは、普通の人の発想とはまるで逆ですね!笑
「ユダヤ人大富豪の教え」は緻密に考えて、16年かけてミリオンセラー(100万部突破)にしたそうです。
売れ行きについて言えば、コントロールできるところもある。
そのためには、一定数買う仕組みさえ作ればいい。
「緻密にマーケティングできればいい」だけなのだそうです。
●ベストセラーは「マーケティング」
では、具体的にベストセラーを出すにはどうしたらいいか?
みんながワクワクすること。
絶対伝えたいテーマ。
時代が求めるもの。
それが揃えば、10万部は行く。
神的力があれば100万部になるが(笑)、
30万部ぐらいに抑えたらいいとのこと。
健さんはこれまで考えてきたことは、「どれだけ儲け過ぎないか」。
3年後のことを意識して、今年売れたとしても、あえて売れすぎないようコントロールしていた、とのことでした。
それは運のコントロールでもあり、
長く作家人生を続けるための戦略でもあったのでしょう。
結局、一番長く活動を続ける人が、一番遠くまで行けるのですね。
ぜひ、参考にしてみてください!