【成功事例】「毎朝10回の深呼吸で人生が変わる!」藤麻美子さん。小冊子から商業出版でメジャーデビューまでの道乗り
2020/10/03
この記事は 0 いいね!されています。(以下はリニューアル後の数値です)
こんにちは。
クリエイトブックスの岡山です。
今日ご紹介したいのは、
山形県で学校の教員をしていた藤麻美子さん。
山形県で学校の教員をしていた藤麻美子さん。
「丹田呼吸法」という、深い腹式呼吸を通じた健康法を各地で指導して、
たくさんの指導者も育てている方なのですが、
たくさんの指導者も育てている方なのですが、
新刊『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』
実はこの呼吸法を始めたきっかけは、
突然の「もらい事故」で鞭打ちになったことでした。
後遺症を改善しようとさまざまな健康法を試す中で
「丹田呼吸」と出会います。
そのお陰でひどい腰痛や肩こりなどの症状が改善したばかりか、
心が安定し、「不動心」が身に付いたり、
毎日を充実して、楽しく過ごせるようになったのです。
その素晴らしさを、最初はご近所や友だちに伝え始めたところ、
どんどん評判が評判を呼びました。
やがて30年勤めた教員生活に終止符を打ち、
この呼吸法を広める事を生活の中心に据える事に決められたのです。
そんな藤麻美子さんがクリエイトブックスのワークショップにはじめて参加されたのが、独立後の2012年3月。
山形から都内に通いながら、わずか6日間で完成された小冊子が、
『呼吸を変えると運命が変わる!』でした。
この小冊子をご自分のワークショップの参加者にテキストとしてお渡ししたり、始めてお会いする方に自己紹介代わりに差し上げるなど、さっそく自分の考えを広めるために使い始めたのです。
その後の商業出版に続くまでのお話を、藤麻美子さんにお尋ねしてみました。
Q・小冊子『呼吸を変えると運命が変わる!』を作った当時(2012年3月)はどういう状況でしたか?
小冊子を作りたいけれど、どうやって作るの? という感じでした。
身近な仲間が小冊子を作ったのを見ていたし、出版した本をヒットさせた作家さんが、先に「小冊子」を作っていたのを知っていたので。
なかには小冊子をたくさんバラまいて、集客に使っている人もいました。私自身、頭の中をまとめてちゃんとしたカタチにして伝える必要性を感じていたのです。
コンパクトにまとまったものが無いと、周りの方にはお伝えできないと思ったのが大きな動機です。
Q・出版のことは考えていましたか?
商業出版のことまでは、まだ考えていませんでした。出せるとも、書けるとも思っていなかったのです。
小冊子を書いて2、3年した頃に、作家の本田健さんが「作家セミナー養成イベント」の体験会をしました。そこで、本が売れているマツダミヒロさん、穴口恵子さんのほか、本を出したばっかりの人も大勢いて、
「本をこんなに簡単に出している人が山ほどいるんだ!」
と知ってビックリしました。
その後、「シークレット作家セミナーします」とご案内をいただき、参加した懇親会で、「まみちゃんなら書けるよ!」と本田健さんに力強く言われたので、書けるかもしれないと思ったのです。
一冊も本を出してない人にとっては、「出版」はあり得ない世界。まして、本を書こうとも思わない。「丹田呼吸法」を広めようとしたとき、「本が出てないとダメだわ」と思っても、本が出版できると思えなくて、自分とは関係ないと思っていたのです。
出版は、一般の人にはめちゃめちゃハードルが高いでしょう。
でもそのセミナーで、
「有名人になったらどうしますか?」
「それなりの覚悟をしておかないと。」
「セルフイメージが低いとヒットしない!」
と教わりました。その頃はわからなかったけど、今ならわかります。
Q・「シークレット作家セミナー」ではなにを学びましたか?
作家としてのマインドセット(心の在り方)ばかりで、書き方ではなく。ジャンルはみんな違うから当然かもしれませんが、マインドばかりでは書けないのです!
「書けない、書けない」が2カ月ぐらいが続いたころ、同じセミナーで出会った人に「書けた?」って聞いたら「50ページ書いた」との返事でビックリしました。
「まみちゃん、ダメだよそれじゃー」
と言われて目が覚め、書き始めたら、3カ月でできちゃいました。(笑)
具体的には、普通のセミナーでやってる話をICレコーダーに録って、友人に頼んでテープ起こししてもらったら、何十ページ分かできあがったのです。それに、「小冊子」の中身を膨らませたら、あっというまでした。その3カ月間、夜中は原稿書きをして、昼間は普通に仕事をしていたのに、集中して書けたのです!2014年のことです。
Q・雑誌の掲載も続いたそうですね。
『ゆほびか』とのご縁もできて、お陰さまで
2015年12月号で『シンプル呼吸術』で10ページの特集が組まれ、
2016年4月号で『シンプル生活特集 ユラユラ丹田ダンス』、さらに
2016年8月号で『ハワイ特集 自宅にてハワイを感じる』
3回も続けて登場する著者さんというのも、とても珍しいと思います。
Q・文響社さんに決めた決定打は?
実は、企画書は別の出版社の編集者さんが作ったものなのです。そこで企画が採用されなかったのですが、企画書を使っていいといわれたのです。その企画書、自分では良いとは思わなかったけれど、周りの反応は良かったのです。
その後、友人がある出版プロデューサーの方につないでくれ、その方が山形に来たときお会いしました。でもなぜかそのときは、本を出したいという衝動が無かったのです。原稿はあったけれど。
ところが、別のある方が「10呼吸が良い」とセミナーを開催して伝えていたのを知り、私が本を出さないとマズいことになると思い、重い腰を上げて出版プロデューサーさんに改めてお願いしに行ったのです。去年の秋の事です。
その後、文響社さんにつないでくれて、編集者さんを私の呼吸法のクラスに誘って、体験していただきまし。その後、お茶を飲みながら、本を出す話になったのです。
Q・なにが良くて企画会議を通ったと思いますか?
それは聞いていません。担当編集者さんは、経験が豊富な若い方で、企画会議にかけるとはひと言も聞いていません。
この間に『ゆほびか』に3回出て、掲載記念セミナーを東京と山形で開いたのですが、担当者さんがみなさんの前で
「今度、本出しますのでよろしく」とあいさつしてくれたのです。
Q・製作期間は?
ほぼ1年です。その間、何回もやりとりしました。東京と山形を行ったり来たりしながらですね。
Q・すでに原稿は完成していたとのことですが、そこからの加筆訂正などはたいへんでしたか?
プロがいるので、直すところはあったけれど、きちんと内容は伝わってるし、セミナーも来てくれているし、わかって下さっている。本の中身を全部、担当者さんが理解している。校正担当は別にいても、文書的にはかなり上手で、ちょこちょこ直す程度で済んで楽でした。
Q・これから出版記念会を予定されているそうですね?
年明けに、山形と東京で開催する事に、先ほどなりました(笑)。
Q・次作を出すとしたら、どんな本を出したいですか?
3つぐらいのアイデアがあって、一つは私のところのセラピストの人が活躍し始めていて、レポートを書いています。何十人分もあるので、教え子のものだけでも、ご要望があればすぐ出せます。
ミラーワールドワーク(内観のバージョンアップ版)はコンテンツとしてあるので、今後はこちらのセミナーをメインにしたいと思っています。
そして、スピリチュアルの本ですね(笑)。
今日はありがとうございました!
小冊子から商業出版までに時間がかかっているようですが、着実にファンや仲間を増やして行った藤麻美子さん。