●出版後に「人生が変わった」人に共通する5つの特徴

      2021/06/07

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book talk

本を出版したら、あなたは何を実現したいですか? 書店で読者を相手に、自分が書いた本の話をするのもいいですよね!その実現のためには、「やるべきこと」がいくつかあります。

出版という人生の一大イベントを体験すると、心からの喜びを味わうことができるし、周りからも祝福されて、「本当に出版してよかった!」と思えることでしょう。ところが意外なことに、何か月か経つと、夢から覚めたような状態になってしまうことがあります。そしてこう思うのです。
「あれ、おかしいな。出版前と何も生活が変わっていない」

人生が変わった人もいるのに、どうして「何も変わらない」と感じる人がいるのでしょうか。
僕の実感では、むしろ「出版後もあまり人生が変わらなかった」という人は結構多い(8割ぐらい?)と思います。
では、どうすれば本当に「人生が変わった!」という体験することができるのでしょうか?

●「記念出版」で終わってしまった例

ある友人の話をさせてください。
大手企業を卒業し、独立するという決意を固めていた彼は、
人間的にも尊敬できるし、素晴らしい知恵と志がある好人物でした。

その彼が、自分の師匠の出版をサポートした流れで、とんとん拍子で、自分自身の本の出版の話がまとまったのです。

師匠の本が売れたので、その続編ということでもあったのでしょう。
出版社の担当編集者さんにとっても、
もっと身近な事例を集めた平易な内容の本になると踏んだのではないでしょうか。

数か月後、素晴らしい本ができて、その出版のお祝いの場に僕も駆けつけました!
渋谷で開催されたセミナーには結構な人数が集まり、イベントとして大成功でした。
大変な決意を持って会社を辞めた彼は、最高の船出を飾ったのです。

ところが、1、2年後に改めて話を聞く機会があり
久しぶりに会ってみると、だいぶ疲れた様子です。
聞くと、当初計画していた事業プランがうまく回っていませんでした。
「出版を機に人生を変える」という本当の目的が達成されていなかったのです。

実は同じような話はたくさんあります。
別の友人からも「本は出版したけど、実は赤字なんだよねー」と
ふと漏らされたこともあります(彼も心から尊敬できる、素晴らしい人です!)。

実は僕がプロデュースさせていただいた著者さんの中にも、
本当に人生が変わった人と、そうでない人がいます。
その違いはなんだと思いますか?

●出版後に「違い」を生む5つのポイント

違いを産む成功のポイントは、次の5つあると僕は考えています。

1. 出版後のことを事前に設計している
2. 読者(お客様)視点
3. 読者との接点作りに積極的
4. 本以外の商品・サービス提供
5. 結果にコミットしている

順番に説明しましょう。

1.出版後のことを事前に設計している

実は出版はゴールではありません。
むしろスタートといった方が正確でしょう。

こういうと驚く人が多いのですが、長い努力と豊富な知恵の賜物である「本」の完成をもってして、まだ「スタートです」というのは少し酷に聞こえるかもしれませんね。でも、事実だから仕方ありません。

どう言うことかというと、「出版がゴール」という考え方は、
「大学合格がゴール」とか
「一流企業に入社するのが人生最大の目標」というのと同じなのです。
本来、大学生活や社会人生活が新しい人生のスタートになるはずです。ゴールと思っている人は、かなり早い段階で燃え尽きてしまいます(いわゆる「五月病」ですね)。

本が出版された後、どういう自分になっていたいかを明確にイメージできている人は、出版という輝かしい、誰からも祝福される機会を最大限に活かして、その先にあるゴールに向けて動き出しているでしょう。ビジネスを加速させることかもしれませんし、社会貢献活動をする仲間を集うことかもしれません。本の中で自分のビジョンを伝えているとしたら、その実現に向けて最高のスタートがきれるよう、すでにその「仕掛け」を本の中に入れているかもしれません。

あるハーブティーの先生は、オリジナルレシピを集めた本の巻末に、出版に合わせてオープンしたオンラインショップのQRコードと紹介文を入れていました。今その通販事業は絶好調です。
ある宗教・歴史研究家は、巻末の読者プレゼントとして音声ダウンロードをご用意して、1000人もの仲間集めに成功しました。現在は一般社団法人の設立準備中です。

この二人とも、出版後にどういうことを実現したいかを明確にして、ちゃんと準備した結果なのです。

2.読者(お客様)視点

本も商品ですから、読者は「お客様」と同じです。そう思うと、著者として書く内容も少し変わってきます。

具体的には、読者(お客様)が何に困っているかを事前にリサーチしたり、どうすれば本を必要な人にお届けすることができるかをマーケティング視点で考えられるでしょう。本のタイトル、デザイン、ページ数や定価にも「読者視点」を取り入れると失敗がなくなります。

3.読者との接点作りに積極的

ある作家は本にチラシを挟み込んで「読者プレゼント」企画を手がけたのですが、それだけで終わらずに、メルマガを発行したり、講演会やセミナーを企画して、その最後には必ずサイン会をするなど、非常に積極的に読者と触れ合うことを実践しています。それは並大抵の努力量ではできないと思われますが、おかげで本も売れて、読者も喜ぶ好循環を生み出すことに成功しています。

著者さん、作家さん自らが動くという姿勢があるからこそ、ベストセラー作家の地位を築かれたのだなと僕はいつも感心しています。著者の人生はもちろん、読者の人生を変えることにも成功されています。

4.本以外の商品・サービス提供

本を読み終えて、「今すぐ行動したい!」と思った人のための学びの場や、読者の課題・お悩みを解決する商品・サービスがあったら嬉しくないですか? 僕はファンになった著者さんの講演会が開催されることを知って、すぐに申し込んだ日のことをよく覚えています。

読者が喜ぶであろうことを想像できたとしても、実際にそれを提供するのはとても骨の折れることと感じる人も多いでしょう。でも、もしそれが本業に関係する商品・サービスを提供するのであればどうでしょう? 歯医者が書いた本で紹介された歯ブラシ、美容研究家が提供するダイエットプログラム、水晶・天然石販売業者さんの開運グッズなら、読者も喜ぶでしょうし、著者にとっても好循環が生まれます。

5.結果にコミットしている

本に書いたことにウソがないと100%保証する(もしあれば返金する)ことはできますか? それぐらいの決意(腹ぎめ)が著者にあるかといえば、残念なことに、全員ではありません。

人はちょっと大きく見せたり、話が誇大広告ぎみだったりしがちです。もしそれが友達との会話だったら罪はないのですが、書籍という社会の「公器」、pubulicな存在の中ではNGでしょう。

もちろん、小説やマンガなら全く問題ないのですが、「病気が治る」「ダイエットに成功する」「英語が3か月で身に付く」という内容の本にウソがあっては、読者の信頼を裏切ることになります。違う言葉で言えば「再現性があるか」ということが非常に重要です。

●まとめ

本を出版すれば人生が変わるかと言えば、必ずしもそうではありません。
もし出版をきっかけに「人生を変えたい」と思うのなら、5つのポイントをぜひ実践してみてください。

1. 出版後のことを事前に設計している
2. 読者(お客様)視点
3. 読者との接点作りに積極的
4. 本以外の商品・サービス提供
5. 結果にコミットしている

あなたの成功を心から応援しています!

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