●最短最速!コンテンツ整理法「マインドマップ」

      2021/06/13

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突然ですが、ひとつ質問をさせてください。
「あなたの持つコンテンツは、どんなものがありますか?」

ユーチューブやブログで情報発信している人なら、それがすでに立派なコンテンツになっているでしょう。
でもまだそこまでではなく、情報発信はこれからという人、あるいは情報発信はしてきたけれど、まとまった形にはまだなっていないという人もいるでしょう。

「これから本を書きたい。出版したい」

という人にまずお伝えしたいのは、「情報発信をはじめましょう!」ということ。
そして、情報発信をしながら、自分なりのコンテンツを書き溜めていきましょう。
その上で、「自分のコンテンツはこれ!」と言えるように整理しておく必要があります。

具体的には、ブログのメニューが整理されていたり、
本の章立てがすっきりまとまった状態のことを「整理されたコンテンツ」と呼びます。

もしあなたのブログにメニューがなかったら、とても読みにくいですよね?
そして本に章立てがなければ、それはほとんど「エッセー」みたいな物で、
少なくとも実用性はないに等しくなってしまいます。

それほど大切な「コンテンツの整理」ですが、逆にこれさえできると
情報発信がしやすくなるだけでなく、本やブログの執筆がとてもラクになるのです。
どういうことか、順番に説明してきましょう!

●目次がないのは「設計図」がないのと同じ

原稿執筆でつまずく理由の一つとして、企画書(コンセプト)がないままに書き始めることであることは以前お伝えしましたが、もうひとつ重要なのが「目次構成」です。

目次は本の「設計図」にあたります。設計図がなければ家づくりができないように、目次がないままに書き始めると、必ず迷走します。同じ内容を重複して書いてしまったり、コンセプトがずれてしまったり、話の順番がおかしくなるなど、時間も手間もムダになってしまいます。

だからと言って、目次構成を完璧に作りこむ必要はありません。
あくまで一つのコンセプトにそって書き始められることが大切で、ムダなく、無理なく、気持ちよく書き進めていくために、「8割完成」の目次があれば良いのです。

コンテンツとかコンセプトとかカタカナ言葉が続くので、一度、言葉の整理をしておきましょう。

「コンテンツ」という言葉はもともと、中身、内容、そして目次という意味ですが、「コンテンツ産業」というときには、ソフトウェア、映画、マンガ、小説、ゲームなど、ハードではない無形の価値ある情報のことを指します。インターネットやパソコン、スマホの普及とともに、コンテンツ産業はいま急成長しています。

 

●媒体選びに迷ったら?

では、どんな媒体(メディア)で情報発信するのがいいでしょうか。

いまクリエイターを中心にNOTEが人気急上昇中です。気軽にはじめられるのが魅力で、シンプルな構成ながら文章、マンガ、写真、音声などさまざまな作品が投稿され、有料課金のしくみも使えます。そのため、登録ユーザー数がコロナ禍で倍増し、約380万人にも達したそうです。歴史の長いアメブロも情報発信の場として自由度が高く、まだまだメリットがあります。また、なかにはWORDPRESSで独自サイトを立ち上げて、ブログを書き溜めている人もいるでしょう。

簡単に始められるという意味では、アメブロ、はてなブログ、NOTEなどどれもおすすめですが、最終的には自分のサイトを立ち上げて、そこにブログ記事を集約していくのが良いでしょう。WORDPRESSも敷居が高いと感じるならば、友人や業者さんに立ち上げだけサポートして貰えば、あとは月1000円程度で運用できる(サーバーレンタル費用)し、自由度が高く、SEOにも強いので検索で上位に表示される確率が高くなります(もちろん、しっかりした準備も必要ですが、それはまた別の記事で)。

WORDPRESSでブログ記事を書き溜める5つのメリット

  • SEOに強いので、検索キーワードの上位に表示される(SEO対策)
  • 運営費用が高くない(月々サーバーレンタル費用のみ)
  • 無関係の広告表示がない(無料サービスでは広告表示されることが多い)
  • 自由度が高い(高額商品のセールスやアフリエイトも自由に設定可能)
  • 規約違反で不意に消されるリスクがない(アメブロ、NOTE、はてぶ、いずれもアカウントや記事停止規約あり)

もちろんそれなりの知識や運営上の工夫は必要だし、トラブルが起こった時の対処も用意しておく必要があります(バックアップとか、頼れる業者さんの存在が必須)。
それでもなお、WORDPRESSを使うメリットの方が大きいので、最終的には自分でサイトの運営をすることを目指していきましょう!

書くより話すのが得意な人はYouTubeが、写真やイラストなどビジュアルの作品がメインならインスタがおすすめです。Facebook、Twitterは拡散性が高いので、フォロワーの数を増やす目的で使うと効果的です。

いずれの媒体(メディア)でも良いので、どれか一つメインの発表の場を決めて、コンスタントに情報発信を続けていきましょう。そうすることでフォロワーや読者が増えてくるので、できるだけ毎日発信できるといいですね。

●マインドマップは「コンセプト」から始めよう

さて、ある程度コンテンツも増えてきたら、今度はそのコンテンツをベースに企画書を書くか、あるいは数あるコンテンツを一つのコンセプト(企画の切り口)で整理し直す段階になります。

企画書では「誰のために、何のために」からスタートして、明確なコンセプトを作っていただきました。

【企画書が書けなくて困っている人に…最短最速!7つのステップ】

 

企画書では、本のタイトル(仮)が作れたはずです。

コンテンツ整理では、本のタイトル、またはその中心となる「コンセプト」がどのようなものかを説明するために、いくつかの「要素」に分解していく作業からスタートします。こう書くと少し難しく感じる人もいるかもしれませんが、作業手順はとてもシンプルです。

まず、紙を一枚用意して横向きに置きます。紙の真ん中にタイトル、またはコンセプトを書いて丸く囲みます。コンセプトは、この本で伝えたいことをであり、一番重要な2、3のキーワードで構成されているはずです。例えば「人生が変わる」と「出版」を掛け算した「人生が変わる出版」が僕のコンテンツのコンセプトになります。

他の例でいうと、「IT」×「山岳遭難」=「IT時代の山岳遭難」とか、「幸福」×「お金」=「ハッピーマネー」、「バナナ」×「ダイエット」=「バナナダイエット」、「FACT」×「FULNESS」=「FACTFULNESS」などです。このように、ほとんどのコンセプトは2つか3つのキーワードで構成されていて、本のタイトルにそのまま使えるような明確なものが理想です。また、選ぶキーワードがちょっと意外な組み合わせであれば、新規性を打ち出すことができます。

つづいて、その一言だけでは読者に伝わらないので、それがどのようなものかを説明するのにふさわしいキーワードを、先ほど紙の真ん中に書いた「コンセプト」に紐づけていくつか書き出します(キーワードの周りに書き足して線で結ぶだけでOK)。2番目に書いたキーワードも、おそらくそれだけでは内容が伝わらないでしょうから、それが具体的にどのようなものか、見出し的に書き込んでいきましょう。

これだけで、自分のコンセプトを人に伝えるに十分な、整理されたマインドマップが完成します。

以下にあげたのは、僕が本の企画準備のために用意したマインドマップですが、いま出版準備中の内容で、本邦初公開です!(笑)ぜひ参考にしていただきながら、ご自分のコンテンツの整理に役立ててみてください。

●マインドマップがうまく書けないときどうするか?

マインドマップと作る作業を進めるコツのひとつに、自分で自分に「質問」するという方法があります。

僕のような編集者や記者さんが、著者さんにインタビューするときによく使う方法なので、
「自分がインタビューされた」
と思って次の質問に答えていってください。
そして、そのとき出てきた答えをそのまま、マインドマップに書き足していきましょう。

【記者や編集者がインタビューで使っている「5W1H質問法」】

「なぜそれを始めようと思ったのですか?」(Why?)
「いつからそれを?」(When)
「どこで?」(Where)
「誰のために?」(Who)
「なんのために?」(What for)
「その結果どうなりますか?」(What)
「どんなプロセスを辿りますか?順番に説明してください」(How)

この質問はありきたりなようですが、とてもパワフルです。
全体をまとめて「5W1H」と略したりしますが、じつはどれも「読者が知りたい項目」でもあります

だからもし、あなたがこれらの質問にうまく答えられなかったとしたら、それはまだ言葉の整理が進んでいないせいかもしれませんね。この機会にぜひ、質問に対する答えをまとめてみてください。

こういった手順で、2番目に書いたキーワードも読者に伝わりやすい形に分解され、より人に伝わりやすい形にまとめあげることができました。おめでとうございます!

ちなみに、僕が著者さんと目次を作る作業をするときは、5W1Hを交えたいくつかの質問を重ねながら、キーワードを拾い集め、その場でマインドマップを完成させます。そして1時間後には、各章ごとの大見出しと、その章の中の中見だし(小見出し)がほぼ完成して、本1冊分の目次構成が出来上がっています。

以上があなたのコンテンツを最短最速で整理する方法になります。
ここまでくれば、あとは楽しみながら書くだけ!

ぜひ楽しみながら執筆作業に集中していきましょう。
あなたの出版を心から応援しています!

CB

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