【成功事例】本が出版する前だからできる7つの販促

      2020/10/31

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こんにちは、岡山泰士です。
 
ここ数ヶ月、集中して取り組んできた本の
事前予約がいよいよアマゾンで始まりました!
 
ポール・ホーケンという著名な環境活動家の新作で
『ドローダウン』というタイトルです。
 

まだ発売まで1ヶ月半ほどあるというのに、
登場直後に、アマゾン「環境」部門で堂々の1位!
本当にありがたく、感謝しています。
 
 
マイナーなジャンルだと1位を取りやすいとはいえ、
今回のように応援してくれる仲間がいるかいないかで、
結果は大きく違ってきます。
 
以前のブログでもお伝えしましたが、
すでに事前予約が1300冊確定していて、
その上でさらにアマゾンで事前予約してくれる方が何人もいるという状況で、
信じられないほどたくさん、応援していただいています。
 
本ができあがるまでにクラウドファンディングをしっかり開催して、
そこで「1,193人」もの共感を集めたこと。
目標金額を大きく上回る「814万6,080円」を集めたことから
Facebookグループだけでもいまやすでに304人が参加して、
そこからの横展開でボランティアの翻訳協力者が31人!
 
もちろん、このクラファンを主催したチームがいるので、
僕はその裏方としてアドバイスさせていただいただけなのですが、
本当に素晴らしいチームプレーでした。
 
ここでは、具体的にはどんな方法で本を販促すれば良いのか。
本の[発売前]と[発売後]で2回に分けて
お伝えしましょう!
 

●本の発売前と後では、できる販促が全く違う

まず最初に、なぜ発売前後で分けて考える必要があるかというと、
できる「販促」の種類が異なるためなんです。
 
たとえば、本の発売前にできる販促の代表が
アマゾンの事前予約を募ること。
 
本の発売後は一転して、リアル書店での販促を仕掛ける必要があります。
いくら日本一とはいえ、まだamazonのシェアは10%前後。
残りの90%のシェアに対して販促を仕掛けないことには
大きな販売部数につなげることはできません。
 
その前提で、次の発売前の販促に取り組んでみてください。
 
 

●チャンスはたくさん!発売前の販促7つ

①アマゾンの事前予約

表紙イメージができたら、すぐにアマゾンにアップして事前予約を募りましょう。
もちろん、定価と発売日をフィックスしないとできませんが、
校了日が見えてくるころには発売日までのカウントダウンが始まります!
編集仕事でなかなか余裕がないと思いますが、担当編集者や出版社と連絡を取り合って
ぜひ「早め」の事前予約を開始しましょう!
 
成功のコツは、1〜2ヶ月前から受注を開始することです。
 

②著者ページの作成

amazonで著者、監修者、翻訳者の名前をクリックすると「著者ページ」に飛ぶことができます。
これを設定するには「著者セントラル」というamazonのサービスを利用するのですが
無料で日本一の書店に自分の写真やプロフィールを掲載できて
しかも本に関連する動画やイベントの告知も可能です。
 
これを使うと著者名で検索したとき上位表示されるので
(amazonのPVが桁外れに大きいので)
ブランディング的にもいいですね。
日々情報発信しているブログ等あれば、そのリンクも貼っておきましょう。
そこからファンになってくれた人が本の購入をしてくれるかもしれません。
 

③Facebookやツイッター、メルマガ等で日々発信

発売当日までのカウントダウンとともに、その日どんなことがあったか、
本発売までの準備になにをやったか、誰と会って応援してもらったかなどをコツコツと投稿しましょう。
もちろん、記事下にはamazonリンクを忘れずに!
 

④アマゾンキャンペーンの開催

アマゾンで1位を取るのは、そんなに難しくありません。
むずかしいのは、それを瞬間風速ではなく、実売につなげること。
一番有効なのは「いま予約してくれた人は〇〇プレゼント」というキャンペーンを張ること。
 
ビジネス書では一般的ですが、
その他の分野ではほとんど行なわれていないので
新鮮に受け止められるかもしれません。
 
読者の(ご注文者の)メリットや応援してくれる人が喜ぶ顔をイメージして、
素敵なオファーをしましょう!

⑤出版記念パーティー/セミナー開催

初めての出版だったら、必ず出版記念パーティーを企画しましょう。
誰もがお祝いしてくれるでしょうし、一緒に喜んでくれる仲間と出会うまたとないチャンスです。
 
ご縁がある人同士を紹介しあったり、
まとめてお礼を伝えられるし、
またとない本の発売機会になります。
 
販促のお願いも一緒にしてしまいましょう!

⑥献本

お世話になった方達をできるだけリストアップ。
特にメディア関係者には(一回でも会ったことがあるなら)積極的に献本しましょう。
 
ひとかどの人物として扱ってくれるようになれば、講演依頼やインタビュー取材依頼が来たりします。
また、出版社にとっても著者購入数が明確であれば初版部数との調整もできるので
早めにお伝えできるのであれば、ありがたがられます。
 
書評依頼リストを出版社が持っている場合もあるので、そことの調整も必要です。

⑦プレスリリース

一般には審査がありますが、出版社が出してくれる場合は、こちらの希望もそっと伝えてみましょう。
または自分で(個人ではなく法人格があれば)プレスリリースを出すこともできます。
 
その場合は、メディア向けと一般向けは分けて、
メディア関係者には「無料体験」をベースに記事化していただけるよう企画して下さい。
一般向けはキャンペーンやプレゼント企画、あるいはセミナー開催等への導線設計を忘れずに。
 

●まとめ

 
いかがだったでしょうか?
 
①アマゾンの事前予約
②著者ページの作成
③Facebookやツイッター、メルマガ等で日々発信
④アマゾンキャンペーン
⑤出版記念パーティー/セミナー開催
⑥献本
⑦プレスリリース
 
意外とたくさん手が打てることに驚きましたか?
これらをきっちりやりきれる人はごくごくわずかなので、
あなたが意図しさえすれば、きちんと良い結果が出ることはほぼ間違いありません。
 
そして販促は、ここで終わりではありません。
 
本の発売日以降はフェーズが変わるので
今度は[発売後]キャンペーンのスタートです。
次回のブログで詳しくお伝えしますので、
どうぞご期待ください!
CB

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