【成功の秘訣】どのタイミングで「商業出版」に取り組むべき?

   

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書店

誰もが一度は憧れる「出版」。実現できるとなると嬉しいものですが、実は出版には「ベストなタイミング」があります。

ある方から質問されました。
「いつかは商業出版したいんですが、どのタイミングで出すのがベストですか?」
 
「企画書を書いて、出版社に採用されたらすぐに出しましょう」
と言いたいところですが、最近は違うお答えをしています。
 
「急にお客さんが増えても大丈夫な体制ができてからでも、遅くないですよ!」
その理由をご説明しましょう。
 

●商業出版は「ブースター」。だからタイミングが大事!

テレビや雑誌で急に有名になったラーメン屋を例に
説明しましょう。
 
あるラーメン店が大人気になったきっかけは、
有名人が真夜中にその店で食べて感動した体験を自分のラジオ番組で
面白おかしく語ったことでした。
 
どうやって店主がスープを取っているか、
どんな材料を使っているか、
トッピングの種類には何があって、自分は何が好きか。
そして、チャーシューの絶妙な味付とトロけるような舌触り…
 
その後、そのラーメン屋には噂を聞きつけた人が続々と押し寄せ、
マスコミ(新聞、ラジオ、雑誌など)でも
「〇〇さん絶賛のラーメンのここがスゴイ!」
と何度も取り上げられることになったのです。
 
 
ただでさえ広くはない店内は新規客でごった返し、
他の店舗の前も横切るほど長蛇の列ができて
あっという間に、近隣からヒンシュクを買うほどの「超」人気店になったのです。
 
 
ところが、この話には続きがあります。
 
 
そのわずか半年後に、店の人気は急落しました。
既存顧客は激しい混み具合にうんざりして店を離れ、
新規顧客は珍しさに飽きて店を離れ、
おまけに、腕の良い職人さんは他店に引き抜かれてしまったのです。
「あそこの店は味が落ちた」
ラーメン店のわるい噂は、あっという間に広がりました。
 
ちょうど店舗を改装して拡張を図ろうとしていたことも裏目に出て、
資金繰りに困ったオーナーは、とうとう店を手放してしまったのです。
もし、あなたのお店やサービスで急に人が増えたとしても、
商品の質や顧客対応に「問題なし」といえるでしょうか?
その答えが「OK!」ではないのなら、
まだ商業出版は早すぎる可能性「大」です。
 
 
では具体的に、商業出版に備えて
どんな準備をするべきでしょうか?
そして、何から手をつければいいでしょうか?
 

●商業出版を出すための3ステップ

 
「商業出版を出すための3ステップ」
1.マーケティングの全体設計
2.テストマーケティング
3.ファンづくり
 
ざっくりいうと、
この3ステップをきちんと踏むことがオススメです。
「マーケティングの全体設計」とは、
知名度や露出が増えたことをきちんと
本業の売上アップにつなげる「設計」のこと。
 
そして、それが機能するかをチェックするのが
「テストマーケティング」です。
 
ファンが急に増えれば嬉しいし、何も悪いことはない気もしますが
急にファンになった人は熱が冷めるのも早いので
徐々に数を増やしていくイメージをもっていただきたいのです。
 
たとえば、「ピコ太郎のファン」という人って
あまりもう、いないですよね?
(一時期は世界で何億人もが彼のYouTube動画を観ていました!)
 
徐々にあなたのファンの数を増やしていくステージと、
その先に「加速するタイミング」があるので、
その加速のタイミングで「出版」を使うと
より効果的です。
 

●マーケティングの「全体設計」とは?

要はお客様(見込み客)に買っていただく商品・サービスを「先」に作っておいて、
それが売れる仕掛けを作ってから、知名度を上げて人気者になりましょう。
ビジネスをマスターして売上を上げている人は、
例外なく「マーケティングの設計」ができています。
 
英語の教授法で画期的方法を持っている人なら
自分の「英語教材」を開発したり、
オンラインスクールを開校しておく。
 
画期的なダイエット方法を指導できる人なら、
ダイエットプログラムを構築して、
教材やスクールプログラムの販売準備を整えておく。
 
飲食店を経営している場合は、
チェーン展開できるようにマニュアルを作り、
スタッフ教育プログラムを事前に作っておくとか、
フランチャイズの仕組みを用意しておく。
(食材配送の仕組みや店舗設計など、用意すべきことは無数にあります!)
 
ここでは話が長くなるので、
このテーマについては、また別のブログ記事でお伝えしましょう!
 

●テストマーケティングには「小冊子」がオススメ!

商品・サービスに需要があるかは
どんなに事前リサーチをしても
実際には、リリースするまではわかりません。
 
そのため、商品・サービスをリリースする前に
「こんな商品をリリースするので事前受注します!」
とご案内を出す方法があります。
 
クラウドファンディングで資金調達して
ファンディングに成功してから
商品開発や制作発注をする方法が
これに当たります。
 
一方、「本の出版」でブランディングしたり
マーケティングをして本業の売上を伸ばしたいという人には、
本のミニ版とも言える「小冊子」を
先にリリースすることをお勧めしています。
 
本格的な出版の前に「小冊子」をリリースすることには
次のようなたくさんのメリットがあるからです。
 
「小冊子を準備する7つのメリット」
  1. 商品・サービスの価値を顧客に伝えるのに最適
  2. 商業出版ほどには時間とエネルギーを取られない。
  3. 市場性があるかテストマーケティングに最適
  4. 見込み客を増やすなど、マーケティングの導入に使える。
  5. 小冊子を作る過程で書く技術、伝える技術がアップする。
  6. 小冊子を発展させて、キンドルなど電子書籍の出版が可能。
  7. 商業出版に際して、編集者にサンプルとして渡せる。
 
小冊子は陸上競技でいえば「誰でも飛べるハードル」のようなもの。
一方、商業出版は体力と技術が必要な「棒高跳び」のようなものです。
 
小冊子づくりを通じてスキルアップをしたり、
自分の文章を喜んで読んでくれる「ファン」を事前に増やしておくなど
本格的な出版の前に「売れる状況」を作ってから
商業出版にチャレンジしても遅くはありません。
その方が、確実に本も売りやすいでしょう!
 
 
ベストセラー作家の本田健さんは、
小冊子を10万人に配布して商業出版の企画が決まりました。
その後もファンが増え続け、
本が出る頃には20万人に小冊子を配布していました。
 
そしてその20万人に対して
「とうとう本が出ました!」
とメルマガを出すことができたので、
デビュー作にも関わらず大ヒットし、
さらに続けて3冊の本が世に出たのです。
健さんの用意周到さを見習ってみるのも良いでしょう。
 
こちらの記事もご参照ください。
 
 
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