本を出版したい人にとって、アマゾンだけは絶対に無視できない5つの理由

      2016/01/23

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あなたはアマゾン(amazon.co.jp)を使っていますか?
最近では本だけでなく、あらゆる生活雑貨を扱っていて、
ちょっとした買い物から重い荷物、なかなか店では捜せない商品などもスグ買える便利さに、もはや社会のインフラ化しているといっても過言ではありません。
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すでに本を出版している著者や、これから出版したいという「著者のたまご」のみなさんにとっても、ネットの巨人アマゾンの存在は絶対に無視できません。
アマゾンと上手につき合うことで、本の売れ行きが大きく変わってくるからです。
では、アマゾンは出版界にとってどんな存在なのでしょうか?
そして、どうすればもっとあなたの本が売れるでしょうか?

アマゾンは日本最大の書店

マーケットシェアで言えば、TSUTAYA、紀伊國屋書店、丸善・ジュンク堂チェーンなどを抜いて、アマゾンが日本一の本屋さんです。
だからこのアマゾンで本を流通させ、販売実績を積むことは、もっとも大切なプロモーションになります。

順位 書店名 売上(億円) シェア率(%)
アマゾン 1600〜1800億円 10%?
TSUTAYA 1109億円 8%?
紀伊國屋書店 1067億円 5%?

旧来の書籍流通は非常にムダが多く、本もお金も回転効率が悪いのですが、
アマゾンは世界最高の倉庫で多品目の商品を扱っていることもあり、その回転効率は世界最高レベル
一方、旧来の書籍流通ルートを使えば使うほど、物流の効率が悪くなり、回収見込みの無い配本やムダな在庫とに出版社の経営が圧迫されてしまいます。
多くの出版社が取次との関係、ムダな在庫の扱い方を見直しつつあるのです。

待たせないサービス、最高の実績で、今後も成長

都内では、朝注文した本がその日のうちに届いたりして、非常に驚かされるアマゾンの流通システム。
この時代に倉庫の数を増やし、さらに最新の商品管理やピッキングシステム(倉庫の中で本を探す仕組み)を導入できているのは、アマゾンがトップランナーでありながら4年連続2桁成長を続けているから。アマゾンの日本での業績推移をみると、わずか4年で倍増しています!

2010年度:4462億円
2011年度:5316億円
2012年度:6304億円
2013年度:7536億円
2014年度:8454億円
(JMR生活総合研究所「流通のマンスリー・ニュースレター」2015年1月号から一部転載)

これは書籍以外の売上も入った数字ですが、「○○を買うついでに本も」あるいはその逆もあるだけに、ますます目が離せません。

取次不要のアマゾン流通

書店に本が並ぶまでには、出版社が作った本を書店に配送し、売り上げのお金を回収してくれる存在が欠かせません。一般には「取次会社」がその仕事をしています。この取次を流通の中心にした「本とお金を交換する全体の仕組み」が「書籍の流通」なのです。

出版社⇄取次⇄書店⇄読者

戦後続いてきたこの流通の仕組みが今、大きく変化を迎えています。
そう、アマゾンの存在です。
アマゾンから本が届くまでの流れはよりシンプルです。

出版社⇄アマゾン⇄読者

そうなんです、取次の存在がないのです。
近年、多くの出版社がアマゾンと直接契約して取引するようになりました。
これを「中抜き」と呼ぶ人もいますが(良い意味でも、悪い意味でも)このアマゾンの動きが出版界の構造を揺るがす存在になっているほどなのです。

電子書籍ではシェア50%と圧倒的存在

紙の本と同じ内容を電子書籍Kindelにして販売すれば、2つの販売チャンネルを持つことができます。
通勤途中にスマホやタブレットで読書をする人が増えていますが、高齢者にとっても「文字が拡大できるし、本棚不要」という理由で電子書籍市場が成長し続けています。紙の本より少し安いのも魅力ですよね。

インターネットのマーケティングに強い

Googleで著者名を検索すると、アマゾンのページにたどり着くことがけっこうありませんか?
それはアマゾンがきちんとSEO対策(検索エンジンで上位表示される対策)を実施しているから。
誰かや何かを調べるとき、Yahoo!やGoogleを使わない人はいないでしょう。
だからこそ、「書籍名や著者名で検索される」ことはとても重要だし、「検索されない=存在しない」と認識されかねません。

さらに、本を出版している人にとって強い味方になるツールをアマゾンは提供しています。
それは「アマゾン著者セントラル」というサービスです。
このサービスは、著者のプロフィール写真、著者紹介文(長文OK)、さらにはイベント開催のお知らせ、動画、Twitterまで専用のページで掲載できるのですから、どれだけ著者にとって宣伝の場として活用できるか容易に想像できるでしょう。

通常、新聞や雑誌で著者の存在を宣伝しようと思ったら、お金を払い、広告ワクを買い取るでしょう。
それが「アマゾン著者セントラル」では無料で実現できるのです。
読者(一般のお客様)からは、著者名をクリックすることで、詳しく著者について知ることができるのですから、その著者さんのファンになったり、他の作品を購入する機会も増えるのです。

まとめ

①アマゾンは日本最大の書店
②待たせないサービス、最高の実績で、今後も成長
③取次不要のアマゾン流通
④電子書籍ではシェア50%と圧倒的存在
⑤インターネットのマーケティングに強い

実はアマゾン、アメリカの会社です。
それだけに、「日本の出版界を蹂躙している」とか「私は楽天ブックスで買う派です」といった意見も多くみられます。
かつて流行った「アマゾンキャンペーン」という期間限定のプレゼント付き販促キャンペーンが下火になったのは、
アマゾンの一人勝ちを敬遠した動きがあったとも言われています。

議論はあるにせよ、「出版界の巨人」アマゾンとは上手につき合いたいものです。

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