思わず引き込まれてしまい、記憶に残る著者プロフィールとは?〜プロフィーを書こう③

   

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本を読者に読んでもらおうためには、まずは著者に興味をもってもらう必要があります。だから、魅力的な、印象に残る「著者のプロフィール」を書く必要があるのです。

記憶に残る「著者プロフィール」というものがあります。
例えばあなたが好きな作家や、尊敬する人、あるいは映画の主人公のことを
あなたは友人たちに上手に伝えられると思います。

そこには、魅力だったり、ストーリーだったり、あるいは「キャラクター」などが
きちんと記憶に残っているからでしょう。

つまり、著者としてのあなたも「キャラクター化」できればいいわけです。
そして、わずか300〜400字しかない「著者プロフィール」ですが、
この中にきちんと「起承転結」を盛り込んであげれば良いのです。

そうすることで、記憶にも残り、印象深い「著者プロフィール」となります。
このような手法を「ストーリーライティング」とか「物語の法則」といいます。
このストーリーがないと、読者(お客さん)に興味をもってもらえませんし、
読んでもすぐに忘れられてしまいます。

なぜかと言えば、いまやすべての人が大量の情報の海の中に漂っている訳ですから、
次々と来る新しい情報の中にあなたの書いたもの(それは著者プロフィールに限らず)、
が埋もれてしまうからです。

ここでは、記憶と印象に残る「著者プロフィール」を書くためのコツをご紹介しましょう!

著者プロフィールのための「ストーリーライティング」5つのコツ

  1. 肩書きを立てる
  2. 起承転結の構成を決める
  3. 人生最大の失敗はなにか?ぶっちゃける!
  4. そこから得られたものはなにか?お宝発掘!
  5. お宝を武器に、あなたが本当に伝えたいことを伝える。

1・肩書きを立てる

読者の記憶に残るためには、あなた自身を
「人物像=キャラクター」として捉えることが大切です。

つまり、あなたを(お客さんからみて)印象に残る
「キャラクター」として紹介するには、宣伝するにはどうしたら良いでしょうか?

一番簡単なのは、出身地でしょう。
青森出身、というだけで来たの大地とそこに立つ個性(なんだか強い信念がありそう、とか)
がイメージできませんか?
沖縄出身なら、青い海と三線の音色とともに浮き彫りになるイメージ像が浮かんだりします(笑)

もし良ければ、生年月日や干支を入れていいかもしれません。
でも出身校や所属会社を入れるのはあまり得策ではないこともあります。
なぜなら、One of many(大勢の中に埋もれる没個性)となる危険性もあるからです。

もっとも良いのは、起業家ならその会社名を、
人が体験できないユニークな体験をしていたらそれを売りにした肩書きを、
ライフワークにつながる肩書きがあればベストですね!

2.起承転結の構成を決める

最初の「起」で出身地や肩書き、何の専門家かなどを伝えたら、
次にあなたが書くべきことは、その専門性を獲得した経験やプロセスを書きます。
これが「承」になります。

続く「転」は、人生のターニングポイントとなったイベントや、
気づきを与えてくれた経験について伝えてみましょう。

「結」では、それらの経験を活かしていまのサービス、ポジショニングにつながっていることを、
明示すれば、読者(お客さん)は「なぜあなたがそれをやっているのか」
「なぜそのサービス、商品を提供しているか」という、素朴な疑問について納得がいくのです。

3・人生最大の失敗はなにか?ぶっちゃける!

人生の中でターニングポイントとなることは、
たいてい、失敗だったり、いまでも痛い傷だったりします。
挫折や倒産、不合格、失恋だったりもします。

そして人は、成功談より失敗談の方が10倍以上関心があります(笑)

4・そこから得られたものはなにか?お宝発掘!

その失敗や失意、いまでも痛い傷は、
あなたが本当にやりたい事、伝えたいことにつながる経験・体験ではありませんでしたか?
もしそうだとしたら、その体験・経験は「ギフト」以外の何者でもありません!
ちょっと勇気を出して、その体験・経験についてプロフィールで触れてみませんか?

5・お宝を武器に、あなたが本当に伝えたいことを伝える。

「ギフト」あるいは「人生で得た宝」と
あなたが伝えたいこと、やりたい事、実現したいこととがつながるとき、
人は非常な説得力あるストーリーとしてあなたの話を聞いてくれるでしょう。
そして、忘れがたい印象となって、心の中に残るのです。

これらをわずか300〜400字の中に盛り込むのは至難の業かもしれません(笑)
最初は少し長めでもいいので、まずは書き出してみて、後で削ることを考える方がいいでしょう。
うまく書ければ、「起承転結」が非常に盛り上がり、忘れがたい著者プロフィールが完成するのです。

実際に書いたらどうするか。

あなたはようやく「著者プロフィール」を書き上げることができました!
次に、誰か身近な友達をつかまえて、このプロフィールを読んで聞かせましょう!

そして、あなたのことが〜魅力や意図や人生の目的も含め〜どれほど伝わっているか
率直な意見を聞いてみるといいでしょう。

そうすれば、まだまだあなたの書いた「著者プロフィール」も磨きようがあるし、
改善する余地があることに気づけると思います。
「他者視点」で、つまりは「あなたの担当編集者」が見たら
共感し、感動し、あなたを応援したくなるような「著者プロフィール」に
近づけることができたら、

きっとあなたがベストセラー作家になる道も、ビジネスが成功する道も、
自ずと開けてくるのです。CB


 

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