【いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければ、ないのと同じ】

   

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『いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければ、ないのと同じ』(スティーブ・ジョブス)

よく僕たちは良い製品やサービスをリリースすれば、
きっと世間の注目を集め、大勢の人に受け入れられると思いがちです。

でもこれだけたくさんの商品・サービスが世に溢れている現代では
ほとんどの人が、安価で素晴らしい商品・サービスに満足していて
わざわざ何かを買おうという気すら持っていなかったりします。

ところが、そんな時代においても、Appleの新製品が出るたびに、
ジョブスの天才的なプレゼン力のせいか、
あるいは製品そのものの機能性やデザインのせいか、
瞬く間にニュースが世界を駆け巡り、何万、何十万という圧倒な数の人が買い求めるということが
何度となく繰り返されました。

どうすればジョブスの100分の1でも商品・サービスの魅力を伝えられて、
販売や売上に結びつけることができるのでしょうか?
その一つのヒントが「ストーリーの力」を借りることです。

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ジョブスのようにプレゼンできたら、きっとプロモーションは大成功間違いありません!でもどうやって?その答えの一つが「ストーリーの力」です。

 

●伝わるストーリーとは?

「ストーリーの力」とは、
単に機能や値段などだけを記したチラシ的な情報とは異なり、
一度聞いただけで記憶に残り、忘れられないほどのインパクトを与えることができます。

だからもしあなたが誰かの役に立つ商品・サービスをリリースするとき、
この「ストーリーの力」を使うことができれば、
共感を覚えてもらったり、類似の商品・サービスとの違いを明確に伝えることもできるでしょう。

もちろんプレゼン力が高いことに越したことはないのですが、
広告やメルマガ、購入者のためのお申し込みページなど、
具体的にはどうすればいいのでしょうか?

●ストーリーの力を借りる3つのポイント

1・顧客の声を乗せる

一番良いストーリは、
あなたの商品・サービスを利用した顧客の声を載せることです。

お客様の声であれば、かつてはどんなに大変で困難な状況だったか。
サービス・商品を利用した結果、どんな大きな変化が得られたか、
そして他社の商品・サービスとの違いなど、
客観的な事実を伝えることができます。

そして、将来お客さんになる可能性がある見込み客に「信頼感」も伝えることができます。
自分と似た立場だった人の声に共感し、自分の姿を重ね合わせてもらうことができるからです。

2・商品・サービスの開発秘話

2つ目のポイントは、
あなたがその商品・サービスを提供するに至ったストーリーです。

特にあなたの個人史や挫折経験を織り交ぜると効果的です。

人はなぜ、あなたがその商品・サービスを提供するに至ったか、
その背景や理由を知りたがります。
そしてそれを聞いて、安心したいのです。

「そうか、この人は単にお金儲けが理由で
この商品・サービスの提供を始めたわけではないんだな」

と思いたいのです。
逆にその背景となるストーリーが語られていないと

「ひょっとして、この人は自分を騙そうとしているのではないか」
「お金儲けの対象とみられているのではないか」
などと警戒感が解けません。

「自分の挫折経験を話したら恥ずかしいし、かえって信頼を落とすのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、人はむしろ、そのような逆境を乗り越えたストーリーが大好きです。そしてそのストーリーゆえあなたを信頼し、「自分も同じように挫折を乗り越えたい」という勇気を得たりするものなのです。だから積極的に「逆転のストーリー」として個人史や開発秘話などをお客様に話してください。

3・他社の商品・サービスとの比較

3つ目のストーリーのヒントは、他社の商品・サービスとの比較です。
単純に比較表を作ってもいいでしょう。

自分の商品・サービスの良さを見直すきっかけにもなると思いますので、欠かせない作業となります。

そうやって整理された上でないと、お客様の心に届くキャッチコピーは生まれてきません。
優れたキャッチコピーには、「伝わる力」があるものですが、その理由は「違いを明確にしている」からなのです。

次にあげた事例は、競争がますます激化している教育産業のなかで、キラリと光るキャッチコピーです。
きっとあなたもどこかで見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

「大学受験予備校・塾・個別指導の四谷学院。55段階個別指導と科目別能力別授業は、他にはない四谷学院だけの『ダブル教育』」

「右脳教育で子どもの才能を最大限に引き出す七田式幼児教育」

「結果にコミット!ライザップ・イングリッシュ」

●まとめ

このように、「ストーリーの力」を借りれば、
競合との違い、サービス内容の特徴をしっかりと印象付けることができます。

ぜひ、あなたの商品・サービスの魅力を「ストーリーの力」で必要な人に届けてください!

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