【忙しいあなたが時間を捻出して、より生産性を高める方法】
2020/06/21
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週末自粛ムード満載の東京です。
あちこちの店がクローズしていて、間違っても出歩かないように
この2日間を過ごそうと心に決めている人が多いことでしょう。
とはいえ、桜も咲いてるし、子供たちは元気だし、
イオンにも行けないし、テレビも面白くないし、
先行きは不安だし……という
ちょっと落ち着かない気分になります。
その背景には、実は
「やることはたくさんあるのに時間がない」
という共通した悩みがあったりします。
よく「緊急なことより、大事なこと、本質的なことに集中しましょう」
という優先順位のつけ方の大切さを説く人がいます。
それはまったくその通りなのですが、
緊急で取り組むことだけで膨大に作業がある人や
家族や一緒に仕事をする人との関係性の中で、
たくさんの役割がこなしきれず
悲鳴をあげている人がなんと多いことでしょうか!
そんな人のためにぜひオススメしたいのが
「アウトソーシング」です。
きっと言葉だけは聞いたことがある、
もしくは検討したことがある人は多いと思います。
要は単発の仕事を「外注」して、
自分自身が時間がなくてできなかった仕事を進める。
または、社内のスタッフさんの負担を増やさずに、
あるいは技術力が追いつかずにできなかった仕事を
技術のある専門家に「依頼」することです。
実際に外注・アウトソーシングを利用したことがある人は意外と少ないようなので、
今回はこの「アウトソーシング」のメリットとどう有効に使えばいいのかを
具体的に解説していきます。
目次
●なぜアウトソーシングがオススメなのか?
最初にアウトソーシングを勧める理由を整理してみました。
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雑事から解放されて、より重要なことに集中できる
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生産性を高め、自分の時間単価を上げることができる
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技術力をつける時間をかけずに技術の恩恵にあずかれる
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自分の強みで勝負できる
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リモートワークに適しているので発注元も受注先も場所に捕われない
特にこのご時世、できるだけリモートワークに切り替えた方が
生産性はもちろん、安全面でも、また費用面でも
大きなメリットがあるでしょう。
●どんな仕事が頼めるか?
ありとあらゆるサービスがありますが、
パソコンで完結する内容であればほぼほぼOKです。
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デザイン:チラシ、バナー、名刺、ロゴ、イラストなど
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Web系:HP作成、ブログ記事執筆、ランディングページ(お申し込みページ)作成
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整理や入力:レシート入力、会計仕分け、テープ起こし
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単発コンサルティング:広告運用、ディレクター、SEO対策
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その他:インタビュー記事作成、翻訳、アイデア募集、写真撮影
●どうやってアウトソーシングすればいいか?
アウトソーシングできるサービスを提供している代表的な3社があります。
インターネットで不特定多数の技術者、専門家が登録しているため
「クラウドソーシング」という言い方をしていますが、
「要はネットで気楽に頼める外注先」ですね。
クラウドソーシングの代表的な会社
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クラウドワークス
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ランサーズ
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ココナラ
それぞれ特徴があるので、ネットで検索してみてください。
仕事の依頼の仕方
仕事の頼み方としては2つあります。
- 過去の仕事を見て発注(相談)する。
- コンペ形式
依頼先が業種ごとに分かれているので、それぞれの業種に登録しているの人の仕事履歴をチェックしながら、
「この人なら頼みたい」という人がもし見つかれば、クオリティー的にも満足いく仕上がりが期待できるでしょう。
コンペ形式はあまり耳慣れないかもしれませんね。
複数の人に発注して、いいものを後で選ばせてもらう発注方式のことで、
例えば建築デザインではコンペ(入札)は一般的ですよね。
同様に、デザイン関連などもコンペ方式に馴染みがあります。
技術や手間がわからない場合、どうすれば発注できる?
僕も以前は、技術書を片手に勉強することを楽しんでいた時期もありますが、
それでは無限に時間がかかりますので、
最近はどんな仕事も「これって外注化できないだろうか」と一度検討するようになってきました。
でもそうやって多少なりとも勉強して原則的なことがわかっていないと、「発注書」も書けないので、
そこは自力でクリアしましょう。
それさえも難しい場合は、コンサルティングから発注できるところを探しましょう。
僕の基準は、特に単純作業系、技術系はアウトソーシングが基本です。
最近はコンサル系などもありますので、ますます利用の幅が広がりそうです。
●お互いにメリットがあるアウトソーシング
例えば沖縄にいようが、北海道にいようが、
依頼元も、受注先も、同じように依頼&受注ができますから、
場所の制約がなくなります。
そして、忙しい時には、だれでも時間的余裕がある人に頼みたいもの。
お互いのタイミングさえ合えば発注・受注関係が成立しますから、
頼む方も、受ける方も、双方にとってメリットがありますね。
気軽に相談して、条件が合う人を探してみると
いいビジネスパートナーを発見できる可能性があります。
僕も何人ものデザイナーさん、技術屋さんといっしょに
クリエイトブックスの業務を回しています。
●デメリットなど。
とはいえ、まったくなんの問題もないかというと、
トラブルも含めいくつか課題もあります。
一番困ったのが、業務発注したのにまったく返事がなく、
そのまま流れてしまったケース。
この場合、費用は発生していないのですが、
もっと貴重な時間的ロスが大きな痛手でした。
結局、高くても早くできる人に頼んでなんとかしたか、
最後は自分がやる羽目になって泣きながらやったり(笑)、
時々そういうことがあるので、
アウトソーシング(クラウドソーシング)の場合は特に、
依頼先を選ぶときは慎重に。
また仕事の発注内容を明確にして、
抜けなく、もれなく、仕事でやってもらいたいことと
事故なく進めるための配慮が欠かせません。
どんな仕事にも言えることではありますが、
小さなトラブルを経験しながら行き届いた配慮ができるように
経験を積み重ねていくしかないでしょう。
これはデメリットではありませんが、顔が見えない発注先と
コミュニケーションする際は特に求められるスキルです。
また、頼む仕事によって「相場」があります。
サービスによっては標準的な相場を明示しているところもあるので
参考にしてみてください。
あまり安すぎる値段で発注するのは、
お互いにとって良い結果を生まないと感じています。
もちろんご予算に応じて、クオリティーも選べるので、
いろいろ試しながら、上手に使いこなしましょう!