【歴史は繰り返す!大激動の時代をどう生きるのかvol.3】

      2020/06/21

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 「コロナショック」はまったく収束の兆しが見えません。
 
まだ「マスクやアルコールがない」という程度の認識しかない
僕たちの思考に、ガツンと目覚めの衝撃が襲ってきたようです。
 
その事態もよくまだ飲み込めないうちに、
次々と信じられないようなニュースが飛び込んできて
理解もできず、その背景も分からないことで不安にかられている人も多いと思います。
 
こんなときこそ、時代感覚や歴史観が問われているのかもしれません。
今日も作家の本田健さんから聞いた話をまとめてみました。
 
普段から活発な発言を書籍やユーチューブ等で発信している健さんをして、
このタイミングに発言することに対するリアクションには
少々うんざりさせられることもあるようです。
 
それでもあえて情報発信する理由は、
 
「助けられる人を助けられないとしたら
 きっと後悔するだろう」という気持ちから。
 
常に10個ぐらいのシナリオを想定して、
経済動向や人々の感覚にアンテナを張りながら、
20年間ずっと本を出し続けることができたのも、時代の空気を常に読んできたから。
 
ジム・ロジャース
竹田和平さん
その他の投資家、政治家、宗教家、ヒッピーまで。
さまざまな人脈の中で知り得た情報を元に
これから起こりうる道筋を示してくれました。
 
和平さん

本田健さんのメンターの一人、竹田和平さん。国内有数の個人投資家で、自分と同じ誕生日の子供たちに金貨を配るなど、大旦那道を生きた人物としても知られている。

 

●歴史は繰り返す。

 
「歴史は70〜80年のサイクルで繰り返す」竹田和平
 
1945年終戦時に何が起こったか、覚えているのはもはや
80歳以上の人だけです。
 
その78年前は明治維新でした(1867年)。
そのさらに前は、天明の大飢饉(1782〜1788年)。
110万人が餓死・病死。2500万人中4%が亡くなったのです。
国中で飢饉、打毀しが蔓延し、そこから85年後に明治維新です。
 
終戦後の経済的な混乱が引き起こしたことの一つに
「預金封鎖」があります。
今回もそこまでの事態を招くのでしょうか?
 
今言えることは、その可能性がまったくないとは言い切れないということ。
そこまでシミュレーションしておく必要がある、ということです。
 

●ロックダウン(封鎖)は東京でもあるか?

 
株暴落など経済混乱と時を同じくして、感染者数の増大が起こります。
いまはまだ検査数が少ないのですが、いよいよ検査キットが全国に行き渡り、新型コロナの感染検査が始まると、
一度に400〜500人単位で感染者数が増えるでしょう。
 
それが今の週末か、数週間のタイミングで出るのか。
 
日本は他国より感染者数が少ないのですが、これは
「試験を受けなければ不合格にならない」
という不思議なロジックがまかり通っているから。
 
「ロックダウン」がイタリア北部だけでなく全土に広がったことを受けて、
 
フランス、ドイツ、イギリス、スペインのどこかがロックダウンするだろう。
 
それは、「国境を分断」することです。 
国が分離されていくのです。
 
マニラでは1200万人が4月14日まで、首都から出れません。
イタリアのロンバルディア州の場合は
中途半端なロックダウンだったため、かえって感染を広げることにしかならなかったと言います。
 

●オリンピック開催は難しいが、無観客?

 
そもそも無観客で、トップ選手は来日するのでしょうか?
 
習近平氏は、来日しないことになりました。
中国・韓国から訪日すると、14日間の隔離が必要です。
 
大都市のロックダウンが同時に起こるのか?
感染者数が、数百単位で数日続いたのちに、発表される可能性があります。
 
感染予防の手袋と、1、2週間分の食糧備蓄を急ぎましょう。
 

●世界金融の動向

 
レバノンがデフォルトし、ドイツ銀行は社債の一部がデフォルトしました。
 
このタイミングで「金を買うべきか」と聞いてくる人は読み解く力がない証拠。
そんな「金さん、銀さん」には一切アドバイスしないそうです。
なぜなら、却って大きく損をするから。
 
大きく火傷しないように気をつけましょう。
 

●仕事の行方

 
財政出動でもない限り、所得はどんどん下がります。
20〜90%減もあり得ます。
 
ホテル、観光、外食……
真剣にロックダウンと、人生を考えるタイミングが来た!と思ってください。
 
災害地域のドクターのように、怪我の状態見て、救える可能性の有無を検証しましょう。
今動かないと大変です。
2週間から1ヶ月、経済活動のすべてが止まることだってありうるのです。
 

●再スタートに備えよ!

 
GW中はずっとロックダウンだったとしたら。
 
ここから本当の人生がはじまります。
 
お金がなくなってもいいとしたら?
経済的、社会的にどう生きるか?
どういう秩序が終わっているのか?
 
破綻する経済、恐れ、不安が強まる時代に、
どうやって光を見出すのか?が問われています。
 
ワクワクする時代として生きるには、あなたは
2つの道、怖れ(fear)、愛(love)のどちらを選ぶびますか?

誰を助け、サポートするのか?
ピンチをチャンスにどう変えるにはどうすればいいか?
そして、96%売上が落ちたらどうするか?
商売替えが必要か? そのとき、なにをすればいい?
 
そして、先人たちは昭和の大不況をどうくぐり抜けたのか?
 
そんな質問の答えを自分なりに探す過程で、
何か参考になるヒントが見つかるかもしれません。

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