【緊急事態宣言!?コロナ対策はマスクより〇〇】
2020/06/21
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3月9日現在、政府は着々と「緊急事態宣言」を出す準備をしています。
北海道はすでに「緊急事態宣言」を出しているわけですが、
各地で感染者が増えている中、素早い対応が求められています。
私的制限への影響や、時限立法とすることも勘案されながら、基本的には
「外出」「イベント」が禁止、あるいは自粛となる法律案が今審議されています。
この事態を、どう受け止めたらいいのでしょうか?
●海外に目をやると。
海外に目を向けると、最悪のケースでどうなるかが見えてくるので、簡単に紹介します。
イタリアのミラノ、ベメチアを含むロンバルディア州が封鎖されました。
4月3日までの措置とはいえ、人口の6分の1にあたる1,600万人のエリアが封鎖。
新たな死者が1日で100人以上増え、366人となりました。感染者も7000人を超えています。(3/9、NHK)
中国の死者数は3000人を超えました。感染者数は「中国政府発表」では8万を超えています。
感染者のための隔離施設だったビルが突然、倒壊するなど、痛ましい二次被害もありました。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて新たに西部オレゴン州が非常事態宣言を出しました。
また、東部ニューヨーク州では感染者の数が100人を超えました。オレゴン州で6州目ですが、
全米50州のうちすでに20以上の州で感染が確認されていて各地で対策が本格化しています。(3/9、NHKより)
●国内では…
兵庫区役所が閉鎖されました。職員に感染者が発生したためです。
大阪のライブハウスが感染源となり、新たに感染した14人のうち10人がその場にいた模様です。
感染者数は、クルーズ船、チャーター機での帰国者を含めて1190人。
うち、重傷者61人、死者41人。
退院者が311人いることが、唯一の救いです。
各地で新たな感染者が次々と見つかり(前日比+31人)、感染経路の手がかりが見つからなかったり、
感染したまま公の場を歩いていた人がいることについても、大きなニュースとなっています。
まだ治療方法が見つからないので、対処療法しかできず、その人の持つ免疫力でしのぐしかないこと、
基礎疾患があると悪化し、命取りとなることなどが報道されています。
安倍首相は野党との話し合いの中で、特別措置法の発動を視野にいれています。
このあと、会社や学校は、そして社会はどうなるのでしょうか?
●今後どうなるか?
表に出ないニュースについても精通している
メンターから聞いた話を元にシェアしたいと思います。
○健康被害
致死率、感染率が一定程度あるなか、特に高齢者や基礎疾患がある人は注意が必要です。
病院での対応が整いつつあるとはいえ、基本的に対処療法しかできません。
抗エイズ薬が効く可能性については、臨床試験が始まった段階ですのでまだ確立された治療法とはいえない状況です。
○経済・ビジネス
レバノンが9日デフォルト(債務不履行)を発表しました。経済への影響はすでに始まっています。
ビジネスにおいては、売上・収入が半減時代に入ると言われています。
インバウンド需要は、韓国・中国は事実上のシャットダウン(14日隔離政策)。
お土産、ホテル、旅行代理店、観光バス、通訳ガイドは9割がダウン、
クルマ、たとえばホンダ中国は9割売上ダウン。
飲食業界は非常事態宣言が出ると、2週間は全て止めざるを得なくなるでしょう。
物流、人の流れ、お金の流れ、いろんなものが止まることになります。
○コロナウィルスは当面、収束しない。
夏以降も続く可能性があるため、希望的観測は成り立ちません。
今年いっぱい長続きするという、もっとも厳しい予測を聞かされました。
オリンピックはテレビ放映権のこともあるので、「無観客」でゲームするという選択肢はあるものの、
史上最も盛り下がるオリンピクになる可能性もあるし、来年やる可能性もあるが、いまは「収束前提」だから予測が難しいのです。
WHOによる「収束宣言」の定義は、最後の患者が出てから、全くのゼロ行進が1か月続くというもの。
長めに3ヶ月の余裕を見ると、4月末日に終わらないとオリンピックは開催できないが、99%無理だろうとのことです。
○新しい時代が始まる
このような状況では、できるだけ早く頭を切り替えるしかありません。
2020年2月までの文化は、「アフターコロナ」の時代に全く変わります。
僕たちが今これから直面するのは「Xファクター」つまり、大きな番狂わせの時代。
人生に一回あるかないかの、「人生最大級の変化」が待っていることを理解してほしい、というメッセージでした。
●結論
一つずつ準備しましょう。
来週以降、早ければ13日以降の「1、2週間自宅待機」に備えて、
少なくとも1週間の備蓄をしましょう。今日、明日のうちに食べ物を特に用意して下さい。
そして、仕事はどう準備するか?
なくなる仕事、新たに起こる仕事、仕事自体が消滅することも十分あり得ます。
サバイバルしたくても、「何もできない」という事態が続くことを見越して、
「店じまい」や「株売却」について、今すぐ決断してください。
終戦直後の大混乱に巻き込まれたのと同様「強制ゼロリセット」に備えてください。
マスク、ティッシュは関係ないのです。
本当に大事な対策を今日、明日中にしてください。(2020/3/9)