【著者インタビュー】編集が人生を変えてくれた〜『寄り添う料理』著者、清水秀樹さん。

      2018/02/13

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12798855_813048955468225_5957787282115886128_n「本を出版すると人生が変わる」

という話を聞いたことはありませんか?

「本当にそんなことあるの?」

とお考えの方もいるでしょう。
実際のところはどうなのか?

それは本を出版した人に聞くのが一番です!

ということで、今回は、人生初の著書を出版して、しかも
アマゾンでベストセラー1位になった(料理エッセイ部門)
清水秀樹さんにお話を伺ってみました。

 

「本を出すことは人生のテーマだった」

という清水秀樹さんは、フレンチ料理のシェフとして、
地元山梨の食材を活かした料理で人気のレストランで働きながら
その後独立し、今は新規店舗オープンに向けて準備中です。

その忙しい合間に
「自分の人生にとって出版がどんな意味があったのか」
をお尋ねしました。

●たった2ヵ月で本を書いて「著者」になった秘密は?

編集長オカビー
今日はお忙しいところありがとうございます!
シェフ
よろしくお願いします!

 

okabyまずは、本を出そうと思ったきっかけを教えてください。

sheffきっかけとしては、申し込む前に、
友人のコンサルティングを受けたときに、
自分の動機付け=大本を引き出すワークがあって、
「僕は本を出すために生きてる!」
という結果が出てしまったことです。

彼は飲食業界の先輩でもあるので、独立の相談を受けていたつもりが、
僕の人生の体験すべてが「本を出すため」だとわかったのです。

彼にはにっこり笑顔で、

「本を出しましょう!」

と言われました。

okabyそれは驚いたでしょう!(笑)

sheffほんとうにびっくりで…(笑)

それと、もうひとつ大きなきっかけは、山形在住の著名なイタリアンシェフ奥田政行さんを地元清里にお呼びして、大規模な講演会をしようと準備を進めていたこともあります。

そのいきさつで、自分の本を出したいことと、有名シェフを呼ぶことがミックスして、
「自らも本を出そう」と結論を出しました。

奥田シェフの講演会は、自分のPRの場でもあるので、「自分の経験をどう伝えていくか?」を真剣に考えました。

本は伝えるための強力なアイテムなので、「自分」を伝えるのに「本」はいいよねと思っていて。それで決意しました。

okabyクリエイトブックスに申し込む前まで、困っていたことなどはありますか?

sheff本を出そうと思っても、それまでやったことが無いから、ハッキリ言って分んないことだらけです。
誰に相談したら? どこを、どうしたら? 正直、分らない。

「原稿書いて出版社に送る?」ということも考えましたが、

まずはオカビーに相談してみよう!と思いついたんです。

以前から知っていたので、まずは出版について分る人に聞こうと。
僕にとって、相談話ができる編集者といえばオカビーだった。
もちろん、会う前にクリエイトブックスのホームページを見て、下調べをしておきました。

okabyブログ記事は読んでいただけましたか?

sheffブログ記事は事前に読んでいって、話しに値する人物だなと思ったし、やってる事「アマゾン出版? なんだこれ?」と思い、両面からお願いしました。

okabyクリエイトブックスの出版サービスを選んでいただいてありがとうございます(笑)。

sheff年末に会った時点で既に、奥田シェフの講演会に合わせるには急ぐしかなかったのです。
たまたま会えるタイミングで(都内の?)実家に帰っていたし……。いろいろシンクロもあったと思います。

それで、年末に京王プラザホテルで会えた訳です。
ご縁を感じたし、第一に相談しようと思っていたので。

自分としては原稿と企画書と、両方の下準備があったうえでの相談でした。
奥田シェフの講演会という締切があったのが結果的に良かったです。

●プロの編集者はスゴイ!

sheff僕自身、雑誌で仕事をした経験はあったのですが、自分が用意した書籍の構成案が、最初の打ち合わせのとき、目の前で瞬く間に変わっていったことは、すごいショックでした……。

「プロはプロだな」とすごい思ったし、同時に自信もなくしたのですが……(笑)。

あのときに、「オカビーたちの力を借りよう」と決めました。扉を叩こうと思ったのです。

以前、友人たちと『ピンチの食べ方』という小冊子を作ったのですが、その時もオカビーのコメントが他の人と違っていて、「プロってなんだろ」って思っていたこともありました。

okabyそれはシェフがプロの料理人だからこそ、その違いに気付いたところもあるんでしょうね。

sheff僕は書くのは早いんです! 腰が乗れば。
大切なのは勢いだけなんで、客観性が多少なかったとしても、まずはたたき台を出して、出版に向けて前に進めようと思ったのです。

というのは、ゼロだと直しようがないので、赤点なのは分ってるけど、とりあえず出す(笑)。
これまで、いっぱい失敗しているからこそ、早く出すことの大切さは分っていました。

「もむ作業」を一緒にやろうと思っていたので、その辺は甘えたかな?(笑)

「一秒でも早く出した方が結果になる!」と思っていました。
料理人は秒単位が勝負だし(笑)。

okabyそれにしても、わずか2か月で出版とは、すごいスピード出版ですね!
ところで、講演会で本は売れましたか?

sheff用意した本、81セット全部が売れて、それ以外にもさらに売れて、おまけにアマゾンの料理エッセイ部門で1位をとらせてもらいました。

IMG_2637

 

Facebookには日々投稿し、本と講演会の両方のプロモーションを兼ねて、毎日、応援してくれる地元の人や店を取材をしていたこともあり、それが同時にできたのは運が良かったですね。

●出版して手に入れたものは、人とのご縁と「幸運」

okaby講演会の参加人数は何人だったのですか?

sheff214人でした。
実は開催2日前にすごい増えました! お申込み数が150ぐらいだったのが……。

手配はたいへんだったけど、会場のイスのレイアウト変更もして……ビックリしました。
小さい講演会すらやったこと無いのに、大物の招致をお金かけてやれたのは、
周りのサポート、ボランティアスタッフの力も大きかったです。
入れ替わり立ち替わりで20名近かった。

okaby「応援され力」が素晴しいですね〜!
その後、独立されるわけですが、それまでに何年間、前のレストランにいたのですか?

sheff勤めたのは結局2年半。講演会と出版から1年で辞めました。

けれど、それから半年間で、新規開店と店じまいをしたのですが、さすがにそれは
予想外のことだったけれど、今から考えればすごいいいタイミングでした。

決まった後は時間がかかったけれど、いろいろ準備しました。
シンクロが多いんです。
打診してすぐ帰る日に会えたりとか、ミーティングがあっという間だったり。

●本が届いたときは感動しました!

okaby本が届いたときはどんな気持ちでしたか?

sheff初版本が段ボールで届いた日、実は僕の誕生日でした!
箱を開けて、手に取ったとき、思わず泣きました……。
そのとき思わず口から出た言葉が

「長かった……。」

自分はやっぱり「本」を出したかったんだ、とそのとき改めて思った訳です。
だから「長かった……」と。

okabyそれだけ、本への想いが強かったんですね…。
お役に立てて光栄です!

クリエイトブックスの出版サービスの特徴はどんなところにあると思いますか?

sheff特徴は、スピード感と小回りが効くことじゃないですか。
もちろん、クオリティーはプロ。それでいて、いわゆる普通の「商業出版」ほどのハードルはないですよね。

一番は、商業出版を考えたとき、本が売れない時代に、それでも本を出したい人は山ほどいる。
現実として、商業出版を実現するのは難しい反面、本を出して消えていく人も山の様にいるのも事実。そういうのは嫌だった……。

それでいて、自費出版でもない。
何度か「自費出版の本」をもらったことがあるけれど、結構、内容的にひどかった。
「ただ印刷してるだけ?」という感じで。
「本」としてクオリティーが低いレベルだったり。

いい本を、どうせなら出したいと思うし、人に読んでほしいと思う。
それを小さいレベルで試せる(プロのやり方を感じながら)、著者として、スキル磨きとしてものすごくいいと思う。

okabyいわばテストマーケティング的な位置づけですね。

sheff一般の書店にはまわらないけど、アマゾンがあれば日本中で売れるし、そこで売る練習もできる。

そもそもアマゾンで売れないのは、「商業出版」以前の問題だし。
それがあるから次がある訳で。

売る練習、書く練習、そして本を作ること。
それを自分の財布のスケールで練習できたいい機会だったと思います。
これまでに100冊ぐらいはお店で売ったかな。全部で700部刷って。アマゾンでも売らしてもらったし。

●本が人生の「次の扉」を開いてくれた

okaby読者のレコメンド(感想)も高い評価でしたね。

sheffおもしろかったのは、読後の感想で、

「知ってるフレンチのシェフに読ませたいので」といって、買っていった人もいました。

「こういうこと書く人だから、こういう料理なんですね、なるほど!」とか、
あとは「読みやすい」とか、「哲学が伝わった(何が大切か)」とか。

読者と仲良くなれるのもいいですね。
食べながら、読み終わってる人もいたりします。(笑)

リピーターになってくれたり、友達になったり、話しが弾んだり、
本がきっかけで、たくさんの人と信頼関係が築けました。

僕のことを分ってもらえたし、「応援してあげたい」と言っていただけました。

「知りたい、納得したい」、という読者の隠れたニーズに応えるには、本がすごく良かったですね。
ちまたに「美味しいもの」はあふれてるので、プラスアルファとして、人肌のぬくもりを感じてもらえるのには、本がすごく良かった。

okaby本好きな人には喜ばれたでしょうね!

sheff本としてきれいに作ってもらったので、さしあげるとすごい恐縮されました!(笑)

僕にとっては、「小さな奇跡」が積み上ってできた『寄り添う料理』
きっと、次の奇跡も起こしてもらってるんじゃないかな!

今回ご縁があったレストランのオーナーにもこの本を渡してるし、想いを伝えられました。
僕が何を考えているかとか、人柄とかも。

そういう意味では、本はコミュニケーションツールとしてもよかった。

一般の人には、アマゾンで売る出版かとか、関係ないから、
自分の考えを伝えるには、そして人生の次の扉を開いてくれるには、「本」はすごくいいツールですね。
それも含め、クリエイトブックスの力じゃないかな。

●本は名刺代わりにもなる。

sheff僕的には、名刺には「クリエイトブックス」をお勧めします。
自分を知っていただくという意味で「本」は強力なツールです。
ものではなく、誰から買うかが今後ますます重要な時代。
あれぐらいの重荷にならないページ数の本がすごくいいと思う。

持って帰れるし、さっと読めるし。

クリエイティブディレクターの江上 隆夫さんからは、
「この本読んだら食いに行きたくなった!」と感想をもらい、個人的に嬉しかったです。
彼はすごい食いしん坊だし、著者だし(『無印良品のあれはなぜ決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか?』)、自分自身の成長を感じました。

okabyどんな人にクリエイトブックスの出版サービスを勧められますか?

sheffテーマがある出版だけでなく、「自分史」として、インタビューを元に書いてみるのも面白いだろうし、自己PRにも向いています。他人である「編集の目」から整理してもらうと、面白い自分の強みが見えてくると思います。

なによりも「人生の販促サポートツール」としてお勧めです!

人生の棚卸しになる。
編集の目で突っ込むと、話す本人はビックリするような気づきが得られます!

●【まとめ】出版で得た4つの気づき

気づき①作文と、執筆は違う

sheff僕は正直、文章を書くのが得意でした。いつか本を書く準備をしていたし、ライターの真似事もしたことがあります。
なので、実は文章力には自信がありました。
しかし、本を書くにあたって、岡山さんとやりとりしていくなかで、僕は「作文」をしていただけで、「執筆」はしていなかったことに気がつきました。

自分の中を書き出すことと、自分の体験、思いを伝えるために書くことは、似ていて異なるものでした。
当初の文が編集者による修正により、「思いを人に伝える文章」
に昇華していく様はびっくりでした。
原稿を読みながら、「僕の文体に似ているけど、誰が書いたんだ?」と錯覚しそうになる程、磨かれていったものです。

執筆。その言葉をやっとわかりだし、「著者」への扉を開きだした体験でした。

気づき②編集者の協力があると、テーマの磨き上げ具合が違う

sheff最初の打ち合わせに、僕は目次と原稿を持って行きました。しかし、打ち合わせをすると、目次は次々変わっていきました。
「磨かれる」という言葉がぴったりで、削り、分割され、増やされ。
当初より、伝えたいことが明確になり、構成もシンプルですが、力強くなりました。

編集するということは、なんであるか?
それは著者の思いと伝えるテーマを磨きあげることでもあると、しみじみ感じました。

経験豊富な「他者の視点」がテーマを磨き、本を輝かせるんだ。そう知りました。

気づき③本は、見た目が大事

sheff装丁には、とても気を配って頂きました。
タイトルも、相当話し合って決定したし、表紙のデザインも推敲を重ねました。
いくつもの提案をいただき、一番納得のいくものを選ばせていただき、とても気に入ったものができました。

表紙の印象はとても大切です。

実際に、自分の本と気が付かずに、「おや?」っと他の人の本のように手を伸ばしてしまうような素敵なデザインで、本当にありがたく思っています。
本当に見た目は、大切なんだと思いました。

気づき④本は書いた後も、大事

sheff得てして我々は「書く」ことに集中してしまいます。
でも、読者に届けることは、それと同じくらい大切。

どう気がついてもらうか? どう読者に届けるか?
これは何度も打ち合わせさせて、いただきました。

今日において、自分の本を選んでもらうのは、決して楽なことではありません。
それを真剣に考えてくれる編集者は、本当に貴重な仲間だと思いました。

●【結論】「編集者との出会いが人生を変える」

sheff最後に、今回の出版で得たキーワードは
「編集者との出会いが人生を変える」
です。

出版を、思い出にするか? 
次のステージへのジャンプアップのきっかけにするか?

それは「著者本人と、パートナーである編集者のタッグ力で変わるんだ」と、強く思いました。
本作りの日々が、著者としての力だけでなく、人として人生を進める力を磨いてくれたことに感謝しております。

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