【僕が幸せな編集長をやめてインディーズ出版社を立ち上げた理由】
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こんにちは、クリエイトブックスの岡山泰士です。
先日、ある方からご質問をいただきました。
「どうしてクリエイトブックスを始めたんですか?」
その答えはただひとつ。
「幸せな著者を1人でも多く世に送り出すため」です。
■出版界を取り巻く厳しい環境
いまの時代、一般的な商業出版では本の企画がなかなか通らないので、
せっかくいい企画があったとしても、本を世に送り出せないことが多々あります。
かといって、自費出版は初期投資額が大きく、流通にも乗らず、
独りよがりだったり、自己満足に陥りがち。
相当いい出版社の腕のたつ編集者にでも巡り会わない限り、
自費出版で広く世に普及する「本」を出すのは至難の業でしょう。
いま、出版界を取り巻く環境には非常に厳しいものがあります。
・20年来続く右肩下がりの市況
・書店で売れ残った本の大量返品
・経営を圧迫する大量の在庫
・資金繰りのために新刊を納品するという出版社の自転車操業
・著者育成の余裕が無くなり、ヒット作の類似本ばかりがあふれている
・新しいメディアの電子書籍市況も期待ほどには伸びていない
それでも、素晴らしい企画や、可能性に満ち満ちた「著者」や「著者の卵」を応援するにはどうすればいいんだろう?
「この本の企画が実現すれば、たくさんの人を楽にしたり、幸せにしたり、満足感をもたらすことができるだろうに……」
悔しいな〜、もったいないな〜……
そんな気にさせられることが良くありました。
■才能を発掘し、世に出すための「出版」を実現するには?
僕は仕事柄、輝かしい才能や、素晴らしいアイデア、
人を幸せにする起業・事業計画と出会うことがたくさんあります。
それを「出版」というスキームを使って世の中に広めることが
僕たちクリエイトブックスの役割であり、使命です。
でも、どうやって??
課題は、山積みでした!
・無駄な時間とロスの多い書籍流通の問題はどうクリアする?
・大量の在庫を抱えたうえに、さらに返品されてきたら?
・安さと早さが絶対的に必要で、品質の問題とどう折り合いをつける?
・著者さんや印刷会社への支払いは?
いろいろ考えた末、電子書籍の発行が布石になると思い、Amazon Kindleに特化していこうと最初は思っていました。
ところが、市場がまだそこまで温まっていないという現実に、すぐにぶち当たります。
著者さんからも反応がないのです。
出版界全体を見回しても、利益を出しているビジネスモデルが非常に限られているのが電子書籍の実情でした。
であればこそ、既存の問題をクリアした「新しい出版ビジネスのモデル」を築かなければ!
たくさんの人にお会いして、コンサルタントにも入ってもらい、
既存のネットワークも駆使しながら、
ようやくできあがったのが「アマゾン出版」と僕たちが呼んでいる「商業出版」サービスです。
■「Amazon出版」5つの特徴
1.日本一の書店、アマゾンに特化。世界一の流通倉庫と受発注〜決済までの問題を解消。
2.「オンデマンド印刷」を採用。ミニマムの在庫で回しながら、スピード重版が可能で、絶版(出版中止)もなくなりました。
3.ブックレット(小冊子)スタイルに特化。低定価とスピード出版(受注から発行まで)と高品質(商業出版レベル)を実現
4.著者さんに初期費用をご負担いただきながら、販売印税もお支払い。印税率は商業出版と同等です。
5.著者さんの「出版」実績の第一歩に。ブランディングとマーケティングツールとして、「次のステージ」の足がかりに。
つまり、「自費出版と商業出版の良いところ取り」なのです。
この出版モデルをじょうずに使って、
講演会をメインに数千部を売り上げた強者もいます。
憧れの雑誌に記事掲載されたり、
某大手メルマガで紹介されて1000万人に告知されたり!
さらには、「本命商品(バックエンド)」の販売につなげて、約200万円の売上を達成した人もいます。
どのニュースも、この「Amazon出版」がきちんと目指していたところに届いたことを実感できた瞬間でした!
■「クリエイトブックス」という小さな革命
実はこの「クリエイトブックス」という出版の新しい在り方を思いついたのは、
2009年の秋のこと。
無在庫で、アマゾンで販売して、誰でも本を出版できる「プラットフォーム」を創ろう!
おもしろいことに、クリエイトブックスのロゴはその時点でほぼ完成していました(笑)
もちろん最初のブックレット『本を出版したい人のための8つのステップ』も完成して、
名刺代わりに配りまくってました!
そこからこのクリエイトブックスの最初のセミナーが立ち上がり、
ファーストキャッシュを得て、
会社を独立したのです。
途中で何度もヤバい時期や後退した時期もありましたが、
いまはなんとかいい波に乗れています。
これもご縁のある皆々様のお陰です!
この場をお借りして、深くお礼申し上げます。
ありがとうございます!
僕がこうして出版界に小さなクサビを打ち込もうとしていることは
きっと「小さな革命」にすぎないでしょう。
でも、今後どんな展開になるのか考えるとワクワクします(笑)
何年か後には、無在庫、ネット販売はごくごく標準的な出版スタイルになっているはず。
そうでないと、とても経済が廻って行かないからです。
そのとき、僕たちクリエイトブックスはいい風を受けて疾走しているでしょう。
まずは1000人の著者を輩出します。
1000人の著者がそれぞれ少なくとも1000冊の本を出版すれば、
このクリエイトブックスから100万人を幸せにすることが出来たことになります。
引き続きの応援を、どうぞよろしくお願いします!
さあ、著者デビュー、次はあなたの番です!CB
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