編集者に「ぜひ会いたい!」と思わせる著者プロフィールの書き方

      2021/11/23

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「著者プロフィール」ができれば、本の企画提案だけでなく、名刺の裏側やFacebook、ブログなどでも使えます。あなたの夢の実現度がアップすること、間違いありません。

企画書以上に大切なのが「著者プロフィール」です。 ぶっちゃけた話、著者プロフィールさえ魅力的であれば、 企画がダメでもボツでも構わないんです(笑)

「こんな面白い人がいるんだ!」

編集者にそう思わせる事ができれば、企画テーマや企画書は編集者が書いてくれる事があります。

何を隠そう、僕自身も編集長時代、何本もの企画書を著者のために書きまくり、通しまくりました。

「この人と本を創りたい」

そう思える人物の元には、わざわざ電話してアポを取り、まず話を聞きに行きました。
だから、あなたもそんな人物になるべきなんです!

「企画書を書くより、企画書を書いてもらえる人間になろう」

これはある意味究極ですが、真理の一端でもあります。
とはいえ、やはり王道は自分でプロフィールを書く事。

一度プロフィールを仕上げる事ができれば、 あなた自身がどんどん成長して変更したくなったとき、 都度都度自ら修正しながら、著者プロフィールをバージョンアップさせる事ができます。

ではそのために、どんな準備が必要でしょうか?

プロフィールをスラスラ書くのに役立つ10個の質問

まずは以下の10個の質問に答えてみましょう。
自分自身の棚卸しができて、プロフィールがすらすら書けるようになるでしょう!

【プロフィールをスラスラ書くのに役立つ10個の質問〜棚卸し編】

・そもそも、あなたはなぜこの本を書くのですか?
・あなたはなにが好きで、なにが嫌いですか?
・あなたはこれまでに、どんな人生を送ってきましたか?
・あなたがこの本で「伝えたいこと」は何ですか?
・あなたの専門分野での「実績」はなにがありますか?
・本当にこの本を書きたいだけの「情熱」がどれぐらいありますか?
・自慢やエゴを越えて、誰かのために「貢献」できるとしたら、何をしますか?
・あなたが大切にしている事(哲学)はなんですか?
・なぜそう思うに至ったのですか?
・この本を出版する事で、人や社会が変わるとしたらどんな事ですか?

平たくいえば、同じように素晴らしい事を伝えていても、 信頼できる人物の言葉なら耳を傾けますが、 実績のない人が何を言っても聞いてもらえないもの。 その「信頼度」を知る手がかりとなるのが「著者プロフィール」なのです。 では、理想的な「著者プロフィール」とはどんようなものか、整理しておきましょう。

理想的な「著者プロフィール」5つのポイント

① 著者の「存在感」「人物像」が伝わってくる
② 300〜400字の中で著者の人生がストーリー化されている
③ 自分自身の専門性やユニークさが示されている
④ 自慢ではなく、客観的な評価、それも高い評価が示されている。
⑤ 「この人に会いたい」と思わせる「魅力」がある。

このように、プロフィールをまとめておく事で、たくさんのメリットを感じられるでしょう。

著者プロフィールをまとめる5つのメリット

①自己紹介がうまくなり、人脈が広がる
②著者としてのUSP(ほかの人と違う売り)を確立できる
③自分の魅力を上手に伝えられるようになる
④ファンを獲得できる(見込み客になっていただける)
⑤客観的評価を高める事ができる

まとめ

・プロフィールを書くために人生の棚卸しをしよう!
・理想的なプロフィールには5つのポイントがある。
・著者プロフィールをまとめるとたくさんのメリットがある。

実は、すばらしい「プロフィール」が書ければ、 本の企画が通りやすくなるだけではありません。
名刺のウラやブログ、Facebookでも使えますし、 自分のウェブサイトや販促チラシなどでも使えますよ。

結局、自分の夢や計画の実現をしっかりサポートしてくれる人脈や金脈とつながれるのです。

そして、何よりも「自分で自分のことをよく知っている」し、「自分の社会的な役割や使命」を充実して生きる事にもつながるのです。
さらに、あなた自身を応援してくれる人にも出会えるでしょう!


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