企画書で大切な「ユニークさ」とはなにか?

      2018/03/05

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前回の記事「編集者が泣いて喜ぶ企画書の書き方」でいちばん質問が多かったのが「ユニークさ」という項目でした。 ちょと言葉足らずだったので、今回はその補足ということで書いてみました。

企画書の重要ポイント「ユニークさ」をどう伝えるか

早い話が3つに集約されます。

  1. 著者の存在感のユニークさ
  2. 切り口のユニークさ
  3. 伝え方のユニークさ

「えっそれだけ?」と思われた方もいるかもしれませんが、「これだけ」なんです。

存在感で「ユニークさ」を出す

たとえば「ふなっしー」のユニークさを考えてみましょう。

ふなっしー

  • ゆるキャラなのに、しゃべる
  • ゆるキヤラなのに、暴れる、勝手に走り回る
  • ゆるキャラなのに、かわいいとか、きれいではない(初期は顔とかテキトーでしたね!)
  • ゆるキャラなのに、けっこう適当キャラ(話す内容とか顔の表情とか)

どうです? めっちゃ「存在感」ありまくりですね(笑)

完全にほかの「ゆるキャラ」たちの逆ばり路線で、他の追随を許しません。
同じ路線やポジションに立とうとしたら、やり過ぎか二番煎じになりますから、
「ふなっしー路線(ゆるキャラの逆ばり)」はとり難い。

これは完全に「ユニークさ」の勝利です。

伝え方のユニークさ

経営学を学ぶ社長さんやベンチャー起業家がほぼ必ず読むといわれる
ピータードラッガーの本「マネジメント」

世界で最初に企業運営にマネジメントというコンセプトを導入し、
世界中で経営革命を引き起こした「ちょっとお硬い」この本を、
誰にでも分かりやすく伝えるにはどうしたらよいか?

その答えの一つが「もしドラ」でした。 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
累計300万部近い大ベストセラーになりました。

世界中で読まれるドラッガー本の中で、
このような表紙とコンセプトの本は一冊も無かったそうですから、
まさに革命的な企画だった訳です。

切り口のユニークさ

ちょっと古い本ですが『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』という会計本がありました。 かなり「昭和」なビジネスで、今はあんまり見かけませんが、
トラックの荷台に「さおだけ(洗濯物を干すための棒です)」を積み込んで
「た〜けや〜 さおだけ〜♪」 とテープを回しながら(CDじゃないんです笑)、
住宅街を流して営業するというもの。

平成生まれの読者の方には、
これだけ説明しても想像しづらいかもしれませんね!

この「いったい誰が買うんだ?」とも思える営業販売スタイルが、
実は手堅くきちんと儲かるビジネスモデルにのっとっている
という会計士の説明とともに、

ビジネスにおける会計的考え方(バランスシートとプロフィット/ロス)
の重要性を説くのがこの本のスタイルでした。

「一見、関係ないものを結びつける」ことが
新たな切り口となり、新しい視座となることで、
「ユニークさ」つまり「他に無い価値」を生み出したのです。

まとめ

編集者たちは鬼のように企画書を量産し、
また編集者仲間と切磋琢磨して企画書を磨きつつ、
時に「持ち込み企画」を編集会議の俎上に載せています。

よっぽどのことが無い限り、
この持ち込み企画が「速攻で採用!」
なんてことは無いのです。

でも、「編集者が泣いて喜ぶ企画書の書き方」でご紹介した
「5つのポイント」を抑えた企画書であれば、
「断る理由がほとんど見つからない企画書」となるのも事実です。

今回はその中でもちょっとハードルの高い
「ユニークさ」について解説しました。

ぜひ、編集者や読者をあっといわせる企画書を書き上げて、
ベストセラー作家の仲間入りをしてくださいね!

「自分の企画書をプロの編集者にチェックしてほしい」
と思ったら、こちらまでお問い合わせください。

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